7/14に鑑賞しました。
映画『ヴァチカンのエクソシスト』。
この映画とは全然関係ないのですが、ヴァチカンを舞台にした日本の小説『バチカン奇跡調査官』の大ファンなので、この映画も凄く気になってて。
公開を楽しみに、初日で観てきたのでした。
実在したヴァチカンの神父様をモデルに描かれた作品とのことで、真面目なテイストで、ジワリとくる怖さのオカルトホラーを想像していたら、まさかまさかの悪魔とのガチバトルアクション、痛快ヒーローものというエンターテイメントで度肝を抜かれました!
とても面白かったです。
クラシックなホラー感は薄めですが、エクソシストと聞くと思い浮かぶお約束のシーンなども盛り込まれてて、そういう意味ではクラシックなエクソシストというべきか…?
また、オカルトホラーやアクション要素だけでなく、荒れ果てた教会の地下を探検したり、教会が隠していた秘密の歴史を暴いて行ったりと、冒険要素、謎解き要素、ミステリ要素もあり、そこもまたな魅力的。
神父様といえども悔やまれる過去の過ちや、生々しい罪を背負っているところも人物像にリアルさと深みを出していたと思います。
だからこそ、それらを乗り越えた先の悪魔への勝利が爽快でした。
特に、弱々しくて頼りにならないと思っていた若手の司祭が、最後は頼もしく成長しているところは見所!
2人の神父が世界中に飛び散った悪魔をバッサバッサと倒していくヒーローものとしてシリーズ化して欲しいくらい面白かったです。
そうそう。
私の好きな小説『バチカン奇跡調査官』でもよく登場する悪魔祓いのシーンを、映画の映像で具体的に知ることが出来たのも嬉しかった!
それにしても。
悪魔憑きとは、実際にはどう解明出来る現象なんだろうって考え込んでしまいました。
作中でも、悪魔憑きの殆どは精神疾患だと描かれています。
でも、そうではない数%は……本当に悪魔が……?
科学や医学では解明できない事象があると思うと背筋が冷たくなりました。
悪魔は実在するのでしょうか……!?
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