懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

懐かしの蒸気機関車写真展 その60「三重連 その4 」

2014年02月10日 | 懐かしの蒸気機関車写真展
撮影場所 岡山県新見市井倉 伯備線井倉の鉄橋


井倉周辺の地図を見ると高梁川は何度も蛇行している。
鉄道は直線的に造りたいので蛇行の都度、橋を架けたりトンネルを掘らなくてはならない。
蛇行の要因はこの地域が石灰岩のため浸食されやすく深い谷を作っている。
岡山県西部広島県の東部は石灰岩地帯である。
石灰岩の浸食された所は垂直に切り立った壁になっている。
その高さは100メートルを超える。
石灰岩は岩石ではなくサンゴなどの化石で炭酸カルシュームが主成分である。
岡山のある地域では日本のコロラドと命名しているが知名度は低い。

蒸気機関車が終焉の頃、いろんなイベントが開催されれた。
三重連の運転に井倉の先の鉄橋を選んだ。
三重連が全部入り障害物がないところで煙を吐きそうなところを選んだ。
知り合いの男の子を二人連れて撮影に行った。小学生で蒸気機関車の初めての撮影だった。
子供にとっては思い出に残る撮影だったとおもう。

写真展をした時に同じ鉄橋で撮影した写真を全紙のパネルに貼った写真を持ってきた人がいた。鉄道写真を撮る人からもらったと言っていた。
同じ日に対岸から撮った物で舟を手前に入れた素晴らしい写真だった。
大勢の人が撮影に行ったので沢山のネガが残っていても不思議ではない。
写真が素晴らしいのは昭和47年2月に撮った写真が現在にパソコンで見られることだ。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿