懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家 新見市法曹の民家

2012年11月10日 | 茅葺き民家
撮影場所 岡山県新見市法曹

新見市法曹は国道180線の高梁市と新見市の境を山中に入る。
細い道であるこんな寂しい道に集落があるのかとおもう。開けたところに民家が見える。
お茶作りが盛んだったようだ。アジサイで有名な済渡寺がある。山の斜面をアジサイで埋め尽くしている。アジサイ寺といつても日当たりのいいところがある。
こんなところは雨の降らない梅雨はぐったりして美しくない。
その点、済渡寺は木陰もあり湿気もあるので美しいアジサイが見られる。
カルスト台地だが水田も見られる。
そんななか茅葺民家が点々と見られる。
現在はほとんど茅葺民家は消えたとおもう。
こんな所に集落と寺院が点々とあるのは以前から人が暮らしていたからであろう。
ここから新見に至る道が新見往来であったそうだ。
川沿いの井倉峡は岩壁が迫り、大水には通行が出なくなる。
川沿いの岩を削って道を造るのは困難であった。山越えの道が安全であったようだ。
出雲街道なども思わぬ山道を歩いていたようだ。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿