懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

蒸気機関車 播但線藁ぐろのある風景

2012年11月13日 | 蒸気機関車
撮影場所 播但線寺前駅周辺(兵庫県)

蒸気機関車と藁グロを一緒に撮影した。藁グロなど消える風景と思って撮ったのか冬の田の風景として撮影したのかは思いだせない。
冬の田の風景として撮影したものと思う。
播但線のC57蒸気機関車が貨物を牽引しているところを撮影した。

藁を積んである藁塚のことを一般的には「わらぐろ」と言います。全国を見渡すと様々な形、呼び名があります。
にお、にゅう、藁にお、藁にょ、いねづか、わらぼっち、ぬー、のう、わらぼう、ほづち、いなむら、つみわら、わらにご、すずめ、すずき、つつみ、わらどこ、つぼけ、わらづか、のうぐろ、ぐろ、としゃく、とっぽ、わらとび、まじん、藁こづみ等 どこでも作られていたが故に地域性があって楽しいものです。何で作られるかがわからない人が多くなりました。簡単に言えば藁の屋外貯蔵スタイル。駄屋・納屋に入りきれない藁を現地で出きるだけ傷まないように積み上げています。昔は牛を飼っていたので敷いたり餌にしたりしていました。今でも農作物の敷き藁や果樹の敷き藁に使っている人は多い。
藁は畳や縄、筵(むしろ)や米俵に使われていた頃には用途もあった。
最近はコンバインで刈り取り脱穀したら切刻むので牛の飼育や畳屋も困っている。
牛の寝床は紙をシュレッダーに掛けたものやオガクズを敷き詰めている。
今の稲は背丈も高く米俵や筵に使えたが今の稲は品種が改良され背丈が低く一畳の規格にならないそうだ。
稲の原種は2メートルもあるそうだ、倒れにくく背丈の低い品種に改良された歴史がある。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿