ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

故宮 その2 こんなところに住むなんて。

2008年12月05日 | 北京旅行
ちゃかちゃかちゃん!ちゃかちゃかちゃかちゃかちゃかちゃん!ちゃんちゃかちゃん♬
と、浮かぶ音楽は‘ラストエンペラー’のはずがなぜか‘戦メリ’。


さて。紫禁城。午門をくぐると、「外朝」のはじまり。皇帝が儀式や国事発令などを行った,公的な場所です。篤姫の江戸城で言うところの「表」でございましょうか?
まずは、広場の中央を横切る流れにかかる、金水橋を渡ります。ここにも橋は5つ並んでかかっています。身分によって渡るところが違ったのかしら…?


橋を渡ると「大和門」が。中国最大の木造門だそうです。お堂のような門ですね。迫力。ふと、平安神宮を思い出しました。足下は白砂利ではなく石畳だけれど。


おお、これが例の皇帝専用階段ですね。龍の彫刻があります。この上を…歩いたんですかねえ。すごいけど、歩きにくくないのかな?


横の景色。ひろ~い。やっぱり平安神宮っぽ~い。でもさすがに赤い鳥居はないよな。


振り返ると。鳥居はないが、でっか~い「午門」がかすんで見えます。こんな門って、ありなのね。充分人が住めそーよ。ていうか、かの羅生門にも人は住んでたらしいので、そういうものなのね。そーいや、京都南禅寺の山門の2階は、立派な仏様が一式納められていて普通にお堂だったのでびっくりしたっけ。


そして、大和門をくぐると。おお、ここが。こここそが。「大和殿」。映画で広場を埋め尽くす家臣にひざまづかれる中、3歳の溥儀ちゃんが即位した場所です。


ひろい。さっきの広場よりもさらに広い。すごく人工的で、生活のにおいがしない。だから、どうも映画「ラストエンペラー」のテーマの胡弓の音がどうも思い浮かばなかったんだ。ほら、胡弓って、とっても人のにおいというか、息づかいがする楽器でしょ?なんだかここには似合わない気がして。


ひな壇の下にあるこの坪は、いわゆる「天水桶」。むかし、故宮には落雷などで火災が多くて、こんな水瓶が作られたのだそうです。こちらも桁違いに立派ですね。そうそう。前門では、フラワーポットになってましたね。


じゃ~ん!ここを小さな溥儀ちゃんがあるいたのね。そんな人生を送った人もいたのね~。この総大理石の迫力。う~ん、あまりに壮大すぎて、やっぱり想像できない…。

まだまだつづくぅ!

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