定年オヤジの備忘録

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定年になったので、ブログタイトルも変更しました。

SONY ICF-5900(前期型)

2012-05-26 14:20:13 | ラジオ・BCL
この写真も以前押入れに片付ける前に撮影したものである。
このICF-5900は前期型であり、自分が中学生の時に実際に使用していた現物である。
正面からしか写していないのでわからないが、上面から見ると自分の名前(ローマ字)をペイントペンでしっかりと書いてある(笑)
今までに何回も消そうと試みたがだめだった。除光液等を使用すれば取れるかもしれないが、本体の筐体もたぶん溶けてしまうのでやってない。

スカイセンサーシリーズの最上位機種ともいえる5900であるが、当時のBCL機の中では最初の直読(10kHz)だったと思う。
クーガー2200が出る前には、クーガー115・クーガー118あたりが対抗馬であったが、直読できないのでスカイセンサー5900の圧勝であった。
自分が買う時も人気機種ですぐに入手できず、注文してから1カ月位待ったと記憶している。
当時5900が欲しい友人もたくさんいたが、1カ月が待てずに5800を買ってしまい、後で後悔した人もいた(笑)
その後、東芝からトライエックスシリーズで直読も出たが、先行発売したSONYの人気とはかなりかけ離れていたと思う。

自分は5900の前に5600の中古品を使用していたので、5900の素晴らしさには感動した。
目指す放送局を待ち受けして、開始時刻前にインターバルシグナルを最初から聞けるなんて夢のような話であった。
それ以前はインターバルシグナルを探すためにチューニングダイヤルを微妙に回して、放送局の周波数に合わせて、開始時刻に何とか間に合わせるのが一般的であった。
カタログ上、5900の直読精度は10kHzとなっていたが、実際は10kHzの半分を読むことも可能であったので、ダイヤル目盛は10kHzだが実質5kHz直読と同じであった。
後にナショナルからクーガー2200が直読5kHzを謳って発売されたが、全く引けを取らない性能であったと思う。

5900の好きなところは、筐体の渋いグレー色と全面に集中したダイヤル・スイッチ類のカッコ良さ、重量感のある筐体の重厚さである。
5900には後期型があり、中央の直読ダイヤルの目盛表示が細かく詳しくなった。
自分も大人になってから5900後期型をオークションで落札したので所有している。
いつか5900前期型と後期型の受信比較もやってみたい。
※押入れから探し出すのが、一番やっかいで面倒な作業である(笑)
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