背中合わせの二人

有川浩氏作【図書館戦争】手塚×柴崎メインの二次創作ブログ 最近はCJの二次がメイン

セイレーンの見せた夢(最終話)

2021年09月21日 02時16分28秒 | CJ二次創作

ジョウは用意されたスーツに着替えネクタイを締めた。革靴はダークブラウン。どれもテレビ局のスタイリストが用意したものだ。
彼は自前のものでいいと言ったが、「これはピザン王室からの要請で私どもが取り寄せた最高級品です。贈り物だそうですので是非お召しになってください」と言われ、断れなかった。
地球イタリア産の最高級ブランド。光沢のある明るいグレイのスーツも革靴もジャストサイズだった。袖を通した瞬間にしっくりなじんだ。
クラッシュジャケットではない、今夜の戦闘服に身を包み、ジョウは撮影に充てられた応接室に向かった。
国営放送のアナウンサーが緊張した面持ちで、独り掛けソファの前に立って待っていた。
30代後半。ジョウもニュースで見たことがある顔だった。一番知名度の高い、地力のあるアナウンサーだと聞いている。
今夜、クラッシャージョウの単独インタビューの進行役として白羽の矢が立つというのは、アナウンサー冥利に尽きる。緊張するのも無理はない。
「改めまして、よろしくお願いします」
「こちらこそ」
二人は握手を交わした。
既に簡単な打ち合わせは済んでいる。ここでは立ち位置や、座る場所、照明など、モニターチェックを入念に行う。
「アルフィンも立ち会うか」
応接室に向かう前、ジョウが訊いた。客室で着替えを済ませた後のことだった。
アルフィンはかぶりを振った。
「あたしは別室でお父様とお母様と見てるわ。生放送」
「てっきり一緒にインタビューを受けるって言うかと思った」
少し驚いた顔をして、ジョウが言うと、
「あたしはあたしで準備があるから。……写真を撮るの。もう手配しているし」
嬉しそうに微笑う。
「ああ。そうだったな」
「あなたも撮影が終わったら来てね」
「わかった」
「ジョウに任せておけば安心。今夜のあなたも素敵よ。頑張ってきてね」
ぽんと背中を押して送り出した。
そして20時。オンエア開始。
ジョウは、インタビュアーのアナウンサーと挨拶を交わし、まずは高速で事故に遭った家族に見舞いの言葉を述べた。
自分はたまたまあそこの現場に立ち会って救出しただけだと話し、民間人の前で発砲したことを詫びた。
「お騒がせしてすみません。緊急で、他に手段がなかったもので」
アナウンサーは「怪我人は出ましたが、死傷者もなくみなさん無事だそうです。あなたと救助に当たった方々のおかげですね」と言った。
「何よりです」
「ところで、ジョウさんはいつからピザンにいらしているのですか。我々マスコミは来訪を全く知らされておりませんで、今日、このようなニュースが飛び込んできて本当に驚いています」
「二日前からです。今回は完全プライヴェートで来たので、公表していませんでした」
「プライヴェートとおっしゃいますと」
「アルフィンとの結婚の許可を国王陛下と王妃さまにもらいに来ました」


その発言で、ピザンの国民、老若男女、ネット、マスコミ問わず、一斉に祭り状態になった。



ジョウはアルフィンとの再会から結婚までのいきさつを、順を追って語った。
アナウンサーは真剣に彼の話に耳を傾けた。彼の相槌は、テレビの前で視聴している国民の相槌だった。アナウンサーからの質問は、国民が聞きたいと思っていることと同じだ。そうとらえて、ジョウは一つ一つの問いに誠実に答えていった。
ただ、お決まりの質問が来た時だけは、ためらった。
「アルフィン様への、プロポーズの言葉を教えてくださいませんか」
「……ええと、それは、ちょっと。アルフィンに贈った言葉なので。俺がここでみなさんに公表していいとは思いません。彼女からOKをもらったら、その時にでもお話しします」
アナウンサーは、確かに、というように微笑を浮かべた。
「それでは、あなたのプロポーズをお受けしたときの姫様のご様子を伺ってもよろしいでしょうか」
別の切り口できた。
ジョウは、これは言ってもいいよなと考えてから、
「とても喜んでくれました。……最初はリモートで、二回目は直接したのですが。どっちも、本当に。
最初は、泣かれました。……二回目は、何度お受けしますと言わせるつもりと、と恥ずかしそうに言われました」
なんとも照れくさい。どうか、アラミスにいる親父が見ませんように。休暇中のタロスやリッキーもスルーしてくれと心の中で祈るしかなかった。
「6年間ひっそりと愛をはぐくまれていたのですね」
しみじみとアナウンサーが言う。品の良いテノールが心地よい。
「うん……。そうだと思います。この6年一度も俺たちは会いませんでした。電話もしなかったし、コンタクトを取ることは一切無かった。でも、お互い心の中にはいつも相手がいました。忘れられなかった、どうしても」
長かった、会えない時間。でも、会えないからこそ見えてきたことがある。
ジョウは噛みしめるように言った。
「この6年、離ればなれになっていなかったら、俺たちは結婚していなかったと思います。離れていた時間があったからこそ、相手の大切さが身にしみて分かった」
しんみりとした空気が流れる。
穏やかな声でアナウンサーが質問した。
「アルフィン姫に、今一番おっしゃりたいことはどのようなことですか」
ジョウは、ちょっと困った顔を見せた。一瞬だけ。
アルフィンに話したいことは、直接話すんだけどなあと、彼が思ったことをテレビ画面を通じてアルフィンだけがわかった。
それでもジョウは、努めを果たすのだとばかりきちんとアナウンサーに向き直った。テレビの向こうにいる数億というピザンの視聴者に向けて、心を込めて話した。
「アルフィンにというか、ピザンの全国民のみなさんにも、この場を借りてどうしても伝えなければならないことがあります。
俺はアルフィンを連れていきます。あなた方にとって最愛の姫君をあなた方の国から連れ出します。アルフィンがいなくなることで、みなさんに哀しい思いや寂しい思いをさせることをどうか許してほしい。俺にはアルフィンがどうしても必要です。
一生かけて幸せにすると、ここで誓います。彼女の笑顔を守ります。それしか、あなた方の気持ちに報いることはできないと思っています」
ジョウの一番近くで彼の言葉を聞いたアナウンサーが、ぐっと何かをこらえるのがわかった。その顔がテレビにアップで映された。
応接室に、静かに感動が広がった。その場にいた者それぞれの胸に、アルフィンの誕生から子供時代、、そしてガラモスの反乱を身を挺して阻止したときのこと、その後の献身的な慰問活動など、王室の顔として輝き続けた記憶が奔流のように去来した。愛すべき自分たちのプリンセスが、いま一人の男性の元へ嫁ぐのだ。自分たちの国を離れるのだという実感が襲ってきた。
放送スタッフの中には涙ぐむ者もいた。グラハムを初めとする王室関係者は完全に泣き出していた。
なかなかアナウンサーが言葉を継げずにいるので、ジョウが「大丈夫ですか」と気遣うシーンが流れた。
その夜放映された彼の単独インタビューは、未だかつて無いほどの視聴率をたたき出した。
そののち、何十年も繰り返し放映され、人々に語り継がれる伝説のインタビューとなった。


ジョウのインタビューはマスコミに大々的に取り上げられ、国中が一気に祝賀ムードに包まれた。
間を置かず、王室広報官が国王の名において正式にジョウとアルフィンの結婚を発表した。婚約ではなく結婚。婚約期間をおかず、すぐに籍を入れるというのは異例中の異例だが、それだけ二人の結婚への意志が固いのだと察せられた。
6年間という空白の年月を埋めるために入籍を急ぐのだと、国民は二人の想いの強さを見せつけられ、さらに色めき立った。
結婚式や披露パーティーの期日は未定。祝賀パレードのたぐいも執り行わない。いまは、二人がいっしょになることを優先し、近日中にアルフィン姫はピザン王室の籍から離れることになる。出立日は、混乱を避けるため公開しない。こういった情報が正式に王室から通達された。
アルフィンはジョウのインタビューの翌日、宮殿の職員1人1人に声をかけ、別れの挨拶をした。その日休みの職員には手紙を書いた。今までありがとう。お世話になりましたと。そして、今後とも両親をよろしくお願いしますと結び、封をして自分の部屋に残した。
その日は、親子水入らずでの夕食会となった。ジョウが遠慮した。
アルフィンは国王と王妃といつまでも語り合い、話が尽きなかった。
晩は、アルフィンが国王と王妃の寝室に枕を持ち込んで、十数年ぶりに親子3人でいっしょに眠ったと後からジョウは聞いた。
そして次の日、――ジョウがピザンを再訪した四日後、――朝のうちに、二人はピザンターナ宇宙港から旅立った。
ジョウの愛機、ファイター1に乗って。


出国に関するすべてのことは極秘裏に進められた。
ジョウに手を取られ、エスコートされてアルフィンはリムジンから降り立った。
アルフィンが宇宙港にウエデイングドレス姿で現れたときは、宇宙港の職員はみな息を呑んだ。まばゆいばかりの美しさに、誰もが見惚れ言葉を失った。
ジョウは、到着時に身につけていた黒のスペースジャケット姿だった。花嫁の側に寄り添うと白と黒のコントラストでいっそうアルフィンのドレスが映えた。
それは、ジョウの母親のものだった。アンティークだが、シフォンレースをふんだんにあしらい、パールとダイヤを薔薇の形に贅沢に縫い付けてある、とても凝ったデザインのものだった。ヴェールは、三メートル以上あり、長く裾を引いている。
ティアラはかぶっていない。もう王女ではないというアルフィンからのメッセージだ。白や黄色やピンクの花を寄せて作った花冠がティアラ代わりに頭を飾っている。
胸元にはエリアナ王妃から譲り受けた三連のパールのネックレスを纏った。天然もので一粒一粒の大きさが微妙に異なる。いつも素敵ね、お母様と言ってうっとり眺めていたものだ。
結婚の門出にと、エリアナがくれた。アルフィンはそっとネックレスを手で押さえた。
これからの船出のお守りだった。
国王と王妃には、前撮りした写真を置いてきた。ウエデイングドレスを身につけたものと、ジョウとのツーショット写真。結婚記念の大事な一枚だった。信頼のできる写真家を呼び寄せて撮影してもらった。
アルフィンは、お二人の娘に生まれて幸せでした。そう手紙を添えて。
二人はスタンバイしていたファイター1に向かった。朝早い時刻のため、フライトを待つ民間機も少ない。ロビーにいる人々もまばらだった。
見送るのは宇宙港のスタッフと、二人の搭乗に気づいたわずかな一般客だけ。
でも、それで十分だった。静かに旅立ちたいというのが二人の望みだった。
ジョウとアルフィンが腕を組んで、ファイターのタラップに向かう。
そのとき、サプライズがあった。
5歳くらいの小さな少年とその姉とおぼしき少女が、ゲートから駆けてきた。手には花束を持っている。
「ジョウ」
とアルフィンが気づいた。彼も足を止める。
「アルフィン様、クラッシャージョウ様」
アルフィンに、少年が花束を差し出した。ジョウには姉の方が。
二人は、このきょうだいがおととい高速の事故で助けた男性の子供だと気がついた。アルフィンが泣いているのを必死で宥めた。大丈夫よ、あのお兄さんが助けてくれるからねと肩を抱いて繰り返し話しかけた。
そして実際にジョウが父親を救出した。一命を取り留めた父親は、今は病院に入院しているとグラハムから聞いていた。
連名で家族宛に見舞いのカードを送っていた。昨日のことだ。
「なんとしても姫様が出発なさる前にお二人にお礼をしたいのですが」
王室に母親から電話が入っていた。電話を受けたグラハムが機転を利かせ、きょうこの日、見送りにいらっしゃいませんかと内密に連絡を取った。
きっとお二人が喜びますと。
「ご結婚おめでとうございます」
ジョウとアルフィンは、自分たちに花束を差し出す少年少女を満面の笑顔で迎えた。アルフィンは花束を受けとり、かがみ込んで少年を抱きしめた。
ジョウも少女と握手を交わした。
「どうもありがとう。わざわざ来てくれて」
「本当にどうもありがとう。花束、大事にするわ。お父さまの回復を祈ってます」
ゲートに立つ母親が、深々と頭を下げるのが目に入った。彼女は目元をハンカチで押さえていた。
大役を務めた誇らしさに頰を紅潮させながら、少年と少女がゲートに駆け戻る。
ジョウとアルフィンが母子3人に向かって手を上げた。
いつの間にか、ファイターの周りに搭乗スタッフやグランドスタッフたちが集まってきていた。皆拍手をしながら、笑顔で二人に祝福の言葉を述べる。宇宙港の窓にも一般客が身を寄せ、拍手をしたり、手を振ったりして結婚の門出を祝う。
「ご結婚おめでとうございます! 末永くお幸せに」
「おめでとうございます! どうか姫様、お元気で」
二人はタラップに足を掛ける前に立ち止まった。
ジョウがアルフィンのベールをそうっと両手で持ち上げた。後ろに流してやると、美しい顔が朝陽に照らし出される。碧い瞳に自分の姿が映るのを彼は見た。
肩を抱き寄せ、ジョウは花嫁に優しく口づけた。
ロイヤル・キス。
ジョウの唇が離れていくと、アルフィンがはにかむように笑って花束に顔を埋めた。
恥ずかしそうにしている彼女の肩をもう一度抱き寄せ、彼はキスを贈る。
「愛してる」
その言葉とともに。
ファイター1が飛び立っても、拍手は鳴り止まなかった。二人が飛び立った軌跡を辿るように、人々はいつまでもいつまでも蒼い空を見上げていた。




がたん、っと何かにぶつかった振動で目覚めた。
おそらく浮遊している宇宙塵だろう。モニターで確認したいけれども、ブラックアウトしている。
立体表示スクリーンだけでなく、ブリッジ全体が真っ暗だ。電気系統がお釈迦になったのが分かる。
メインスクリーンも沈黙。ただ真っ黒い宇宙空間が目前に広がる。
頭がひどく痛くて、アルフィンが呻いた。隣から、う、ううんとリッキーが覚醒する声が聞こえる。
「……なんだこりゃ。う、痛てててて」
主操縦席のタロスが身を起こす。どうやらコンソールパネルに突っ伏していたらしい。
「みんな、起きたか」
密やかな声が副操縦席から聞こえる。暗がりに、うっそりと立ち上がったジョウのシルエットが浮かび上がる。
どれぐらいか分からないが、4人とも意識を失っていたらしい。ドンゴが通路に転がっているのを見て、ミネルバがかなりの衝撃に見舞われたのがわかった。ジョウが助け起こす。
それぞれ身体に異状がないのを確かめてから、予備電源を作動させ船内チェックに入った。リッキーが機関部を点検し、アルフィンが航路データを浚った。タロスは燃料の残量を調べてジョウに報告した。
チェックの結果、ミネルバはワープした形跡もないし、燃料も消費した形跡もないのに、何万光年も跳ねて見たこともない宇宙域を航行していたということだった。
まるで誰かに異空間に運ばれたみたいに。
「……バミューダトライアングルに捕まっちまいましたかね」
タロスがぼそりと呟いた。ジョウを横目で見やる。
ジョウは眉をひそめた。
「む……」
「なんだい。それ」
リッキーの問いにタロスが答える。
「船乗りの間に昔から伝わる言い伝えだよ。移動する魔の海域。宇宙の神隠しとも言われてる。一度呑み込まれたら別次元に連れて行かれる。戻ってこられるかどうかは運次第ってな。ひとはそれをセイレーンの夢とも呼ぶ」
セイレーン。船乗りを美しい歌声で惑わす海の魔物。
リッキーが、じゃあと目を丸くする。
「俺らたちがあっちの世界に飛ばされて、いま無事に戻って来られたのはすげえラッキーなんじゃないの? 命拾いしたなあ」
「あっちの世界って、お前、憶えているのか、どこに飛ばされて何をしてたのか」
ジョウが訊いた。
「あーなんとなく。幸せーな世界だったなあって」
えへへと笑って頭を掻く。タロスも「あたしも、……なんだか夢のような世界でしたよ。こっちに戻ってくるのが勿体ねえくらい」と真面目な顔で呟いた。
飛ばされたのはいっしょでも、見せられた、生かされた世界はそれぞれ違っているらしい。ひどく幸福な人生だということは共通だが。
ジョウは、覚醒して大分経ってからもまだ青い顔をしているアルフィンを見やった。
「アルフィンは、大丈夫か」
「ジョウ……」
アルフィンはひどく混乱していた。
ここは、――戻ってきたのは、どっちの世界? 密航して押しかけクラッシャーになって、このメンバーで数々の冒険を重ねてきたあたしと、ピザンの反乱後、6年経ってジョウと結婚して航宙士になったあたし。どちらの記憶も生々しく、自分の中に息づいている。どちらか一方が経験していない世界、セイレーンの見せた幻だったなんてとても信じられない。
自分を心配そうに見つめるジョウの黒い瞳がそこにある。
分からない。今目の前にいるジョウは、チームリーダーのジョウ? それともあたしにプロポーズをしてファイターで連れ去ってくれた旦那様? どっちなの。
この現実を見極められない。訊くのが怖い。
ジョウがそっと肩に手をかける。アルフィンを労るように。
「ジョウ……」
彼は、言おうか言うまいか迷いを目元に覗かせた。ほんの少し。
でも、混乱して泣き出しそうになっているアルフィンを見て、意を決したように口を開いた。
「――アルフィン。高速での帰り道、俺は君に『髪に藁がついてますよ、姫様』って言ったか?」
そしてちょっと照れたように目を伏せた。

END


アルフィンがあの時密航していなかったら、どうなっていたかな? という発想で始めた連載でした。
アルフィンたちが戻ってきたのは、どっちの現実なのか。それは読み手の皆さまの想像と解釈にお任せいたします。種明かしをせずに曖昧なまま閉じるのを、この話が求めているみたいです。

私はもともと長い話を書くのが好きなのですが、それでもCJの二次の長編は書き尽くした感があって(たくさん書きましたねえ……)、もうネタも出ないだろうなと思っていました。ですので今回、このように長い連載を書けたのは、創作の楽しみを味わえて嬉しかったです。
密航するアルフィンもキュートですが、もう少し彼女が常識的な(失礼)姫君だったなら、このような展開もあったかも。
ピザンが復興してから二人が結ばれる。パラレルストーリーを辿るのはとても楽しいひとときでした。
セイレーンがタロスやリッキーにどんな世界を見せたのか、それぞれ想像するのも面白いですね。
お話を最後まで読んでくださって有り難うございました。少しでもお楽しみいただけたなら、幸せです。
皆さまに心からの感謝を込めまして。

追記
なお、本文中に「俺にアルフィンをください」「嫁」「娶る」など、このご時世にそぐわないような表記があるかと思いますが、
ジョウとアルフィンの性格と関係性を考えた上、他にふさわしい言葉がどうしても思い浮かばず、それ以外ないと思い使用しました。
いろいろ思うところがある方がいらっしゃるかと存じますが、お収めください。

⇒pixiv安達 薫

 

 

 


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3 コメント

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Unknown (おすぎーな)
2021-09-21 19:22:31
投稿ありがとうございます🙌
最終話!終わるのは寂しいですが、お疲れ様でした🤗
大団円~🎉 いやぁ~そうきましたか❗️
JくんもA嬢も同じ夢って所に妄想をかきたてられましたね~ 最終的には、同じ結果かなぁ😁
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お疲れ様です (ゆうきママ)
2021-09-21 20:56:56
連載楽しませてもらいました。
リッキーやアルフィンは、セイレーンを知らなかったのね。言霊ってあるから、タロスやジョウは、話してなかったのね。
ドンゴのアプリみたいな悪夢でなくて、よかった(笑)
返信する
連載中も (あだち)
2021-09-22 01:32:18
お二方にはコメントや激励 いつも有り難うございました。励まされました。
あまり内容に触れると、余韻を壊しちゃいますので控えますけど、書いていてこっちの人生もありえた二人だなあと。。。 
このお話を書くに当たって、原作1巻を読み直しました。28日のコミカライズの新連載を期待大で待ちましょう!みなさま
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