梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

根拠のない自信、根拠ある不安

2020-04-19 14:29:45 | 雑記
緊急事態宣言で国民の生活を守るためにと国民一人当たり10万円を支給すると決まった、
高所得、資産のあるなしにかかわらず支給するというのは迅速に行うのにやむを得ないという事は理解できる、
一番生活が厳しい貧困家庭はシングルマザーと言われる家庭で子供一人なら20万と言う事になる、
家賃と光熱費を猶予あるいは助成すれば何とかなるレベルかも知れない
しかし店や会社を経営している人達にとってはこれだけでは済まない、経営を支えている資産は殆ど負債である、これを何とかしなければ焼け石に水どころか最初の月末で資金ショートである、個人店舗を経営している夫婦二人に子供一人として開店資金を銀行からかり入れていればおそらく毎月二桁の返済があるはずである、
仕入れの支払いも、家賃も光熱費も月単位で支払いが来る、
確かに個人レベルで30万の現金が補助されれば個人生活は何とかなるだろうがこれらの固定経費はあっという間に破綻に追い込む、
しかもこれは一回限りである、個人が10万でと言うのは一ヶ月の話であり、既に休業して2週間になり現状では全く出口が見えない、
政府が緊急措置と言うのはどういう計算から成り立っているのだろうか、
「国民の皆様に安心して・・云々」と言うならこの金額でこう使えばこう解決するというビジョンを明確にてもらいたいものだ、
緊急事態は「命」の問題だろう、経済的な問題は二の次で生きていてこそ社会である
政治家、官僚、財界と言う連中はいつもそうだ、
原発の時も「命の危険を」と抗議している回答が「電力のコストがこれ以上上がったら国際的競争力が」と金の話で回答する
しかし、ウィルスは万民共通の脅威だ、確かに庶民より安全な生活をして特別に医療儲けられると思っているかもしれないが重篤化すれば今の医療では完璧な対処は出来ないとされている、
全く根拠のない「我々は大丈夫だ」と言う自信はどこから来るのか、
もっともこれは今だに夜の街を徘徊している者達にも言える事だがその自信は
”全く根拠はない”のであり”自分が納得しているから良い“と言う問題では絶対にない、
動かせるだけの資産を投入して早急に蔓延を食い止め収束に向かわなければならない
多くの人達が飢えてくれば別な形の医療措置が増えてくるのだ、医療崩壊と言われているのにこの連中は何を考えているのだろうか、


自粛で人出の無い街に激しい雨が降っている
ネットに新感染者の日別グラフが出ていた、
所々に背の低い日がある、念のためここ一ヶ月の天気カレンダーと比べてみるとほぼ雨の日が少なかった
やはり17日は若干だが減っていっる、
単に統計の話だから根拠はないのだが藁にも縋る気分で「梅雨時は収まるんじゃないか」と期待してしまう


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