梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

天声人語

2013-04-15 11:20:32 | 雑記
朝日新聞のコラムに有名な「天声人語」と言うのがある、最近JRの広告で一部が出ていて「ああ、いい文章だな」と感じていた、
しかし、このコラム欄の名前が「天声人語」となったのは何故なんだろうと調べてみたら
「天に声あり、人をして語らしむ」という中国の古典に由来し、「民の声、庶民の声こそ天の声」という意味とされるがラテン語の“Vox populi vox dei.”が元になっているという説もある。直訳は、『民衆の声は神の声である』。 
こうしてみれば確かにコラムに相応しい命名なのかもしれないがどうもk「此れは天声だ」と言う様な意味合いに感じるのは私だけなのか、
他の会社は「筆洗い」とか「編集後記」とか解りやすいと言うか親しみやすいのだが朝日新聞社と言うイメージからか私の捻くれた触覚なのか「此れは天の声」と言った思いが有る様に感じてしまう、
まあ、読売新聞から東京新聞と替わったが朝日新聞を購読した事も3年ほどあったがその頃あまりコラム欄を読む事はなかったのでこの印象は「天声人語」と言うコラムが毎日の新聞から独立して歩き出し他と言うか朝日新聞が力を入れて売り出している事からふと思いついただけのことでは有るが、
最近の報道はどうも余り信頼が置けないと言うのが正直な感想だ、大抵の新聞論調は1つのテーマに大筋をつけたら各社が各々味付けをするだけと言う様な記事が多い、かといって各新聞が独自の判断で報道を編集して出すと言う事も頗る拙い、
しかし事件、特に政治関連の報道はある程度は結論付けて構成されないと締りの無い文章に成ってしまう、例えばアベノミクスに関してはその新聞社が賛成か、反対か、若しくは懐疑的なのかと言う方針はあるだろう、
しかし、営業的には広告主を攻撃するような記事は書き難い事も充分解る、そうだとしたら読者はいわばフィルターの掛かった記事、或いは色の掛かった記事を読まされている事になるのだが中に違う方向の結論を見ている新聞などあれば読み合わせも出来るのだがまあ大抵大筋の論調は同じになっている、良く言えば「確かにそう」なのかも知れないが世の中がいい方向に向いているとは思えない時代には懐疑的にならざるを得ないだろうな、
フェースブックやツイッター等の情報がもう少し質が良ければ発展途上国の報道管制対抗措置の様な色合いが有るのだろうが我が国の若者層はあまりそう言う意味合いでSNSを使っていない様だ、殆どが匿名性の隠れ蓑で好き勝手な発言をして内容は兎も角面白いからと付和雷同すると言う様な悲しい状況が現在のSNSになってしまっている、此れから国はどうなるかは我々の年代以上に感心を持たなければ成らないのが若者層なんだがな


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