梅雨が明けたと思ったら、一転、今日はずいぶんと涼しいですね。
先週の１３日は東京音楽大学付属高校１年生の校外教室に参加してきました。生徒たちは１１～１４日の３泊４日の日程でしたが、私は１２日からの１泊２日です。目的地は長野県信濃町。国際的な避暑地として名高い野尻湖や黒姫高原、小林一茶の生誕地である柏原などが近くにありました。
なぜ、私が校外教室に参加したのかというと、信濃町立信濃町小中学校への訪問演奏に参加したからです。近隣の小中学校が合併し、昨年秋に建設されたばかりの校舎は、木の温もりに溢れた、広々とした空間を有していました。訪問演奏の会場は第２体育館。学生たちの弦楽アンサンブル、ピアノ独奏に加え、私のソプラノ独唱と、付属高校と大学で英語とトランペットを教えているリック先生によるトランペット演奏などを披露いたしました。信濃町小中学校の校歌合唱の後は、付属高校生・小中学生の合同合唱もあり、大きな拍手の中、幕を閉じることができました。
普段は授業以外の時間に接する機会が少ない生徒達の素顔に触れることができたのは、とても貴重な経験でした。生徒達も、この日の為に真剣に音楽と向き合い準備してきた結果、小中学校の皆さんの笑顔と拍手をいただくことができ、今回の経験が深い感動として心に刻まれた事と思います。
大自然の中でこのような機会を得られたことは、きっと、この先の学校生活に生かされることでしょう。
