つれづれ生活日記in桂林

桂林(中国)での生活体験、見たままの日常を紹介

桂林のバス

2013-07-06 15:06:54 | 日記

桂林に来て良く利用するバス。中国は大変広いので他の地域も同じか否かは不明。

私の住まいから桂林駅まで約15キロ位、乗車時間にして約30分程。

最初の感想は運転が荒い、言葉使いが荒い(中国語が分からないので尚更印象が

悪く聞こえる)走行中に急な割り込みがあったりするので仕方無い部分も有るが

急ブレーキ、進路変更は頻繁にある。家の近くから桂林駅まで15のバス停があるが

日本のバスのように降車ボタンがありません。運転手が確認します。

バス停近くになるとマイクで「シャーミョウ」、「シャーミョウ」と私には聞こえるが

「降りる人がいるか?」と確認しているようです。

 

日本のように「降りる方はいらっしゃいませんか?いらっしゃらなければ発車します」・・

なんてやさしい言葉は皆無です。(言葉が分からないので雰囲気で)

 

降りる場合は乗客の方から「シャー」とか「ヨウ シャー」とか言えば止まってくれます。

後で「シャーミョウ」を娘に確認したら「有下没有」(you xia mei you)と言っているそうですが

桂林語だと言います。しかし言葉が早いので「ヨウ シャ メイ ヨウ」にはどうしても聞こえない。

私の耳が悪いのか???(中国語の普通語も全然分からない上に、桂林語との違い等まったく

分かりません)

 

 

                 家に帰る途中で故障したバス。乗客は次のバスを待っています。

 

バスの中は想像以上にかまびすしい。中国人は老若男女を問わず声が大きい。自分本位で

他人の事などお構いなしの中国人。車内の乗客同志、又は携帯で大声で話をするが他人が

聴いていても恥ずかしい等とはサラサラ無い模様。近くに居たらほんとに耳が痛いくらい。

先日などは多分2~3才位の男の子が大人に負けじと大声で歌っていましたが親は

注意すらしないし乗客からもクレームはありません。ほんとに皆さんおおらかです。

 

しかし、感心する事もあります。バスに乗る時は人より先にと争うようにバスに乗りますが

お年寄り、小さな子供を抱いた人、又は妊婦さんが乗り込んでくると若い人はサッと立って

席を譲る場面を何度も見ました。微笑ましい光景です。日本では若い人や学生達のほとんどは

知らんふりで携帯、又は寝たふりをしている印象がありましたが、ここではほとんどありません。

 

私も今迄に3回程、若い人に席を譲ってもらいました。(年寄り扱いかよ!!)

と内心思いながら「謝・謝」とお礼を言って遠慮なく座ります。最初は遠慮していましたが

最近はずうずうしくなりました。鍛えられたかな??

 

           たまたま次のバス停まで前の席に乗客が居ませんでした。

 

 

先日、日本のTVニュースでベビーカーを取りあげていましたが、日本では公共の

乗り物でベビーカーは煙たがれている様子。桂林のバスのみしかわかりませんが

まず、どんなに混んでいてもベビーカーを持ち込んで文句を言う人はいません。

中には、農家の方だと思うが混雑する車内に大きな荷物、又は旅行者が大きな

旅行ケースを持ち込んでもクレームを言う人を見た事が無い。中国人はその点は

(あくまで桂林で)おおらかな人達です。

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント