角川書店
2023年9月 初版発行
291頁
「グラスホッパー」は読んでいるのですが過去記事が見当たりませんでした
gooブログを始めるより以前に読んだのかもしれません
又は、内容がキツかったので記事にしなかったのかも…
やることなすことツキに見放されている殺し屋・七尾
通称「天道虫」と呼ばれる彼が請け負ったのは、超高級ホテルの一室にプレゼントを届けるという簡単かつ安全な仕事のはずだったのですが…
時を同じくして、そのホテルには驚異的な記憶力を供えた女性・紙野結花が身を潜めていました
彼女を狙って、非合法な裏の仕事を生業にする人間たちが集まってきます
個性的なキャラクターたちの心情描写と謎めいたエピソード
ものすごい緊張感の中にクスリと笑えるジョーク、小噺、行動と伊坂節全開です
「マリアビートル」のエピソードがチラチラ出てくるのにニンマリしつつ楽しく読み終えました
伊坂幸太郎さん好きには最高の作品と思います
逆に、苦手な方々には無理でしょうねー
手を出さないのが最善の策です
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