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TV(BS・CS)で観た映画(海外)を5本

2018年08月04日 | 映画(海外)

 

 

 

「コリーナ、コリーナ」
原題 CORRINA,CORRINA
1994年 アメリカ 

母の死に衝撃を受けて口をきかなくなった少女、モリー・シンガー(ティナ・マジョリーノ)と途方に暮れる父親のマニー(レイ・リオッタ)
そこに家政婦としてやってきたコリーナ(ウーピー・ゴールドバーグ)が持ち前の陽気さと機転、音楽への鋭い感性でモリーとマニーを明るく勇気づける姿を描きます
家政婦としてだけでなく、モリーの母親代わりとして、マニーの話し相手としてもシンガー家にとって大切な人となっていくコリーナ
ですが、人種差別が3人をひとつの家族するのを阻みます 

モーガン・フリーマンもですけど、ウーピーの出演作品には殆ど外れがありませんね
心温まる素敵な物語でした 

マニーの仕事はCM音楽の作曲です
打ち合わせに同席した客先の偉い方のひとりを演じていたのがブレント・スナイパー
台詞もなく座っていただけですけど、新スタートレックのデータ少佐に会えたのが嬉しかった♪

 

 

 

 

 

「薄氷の殺人」
原題 白日烟火 BLACK COAL,THIN ICE
2014年 中国、香港 

中国北部の地方都市を舞台に、元刑事のジャン(リャオ・ファン)が未解決の猟奇殺人事件の真相に迫っていく姿をスリリングに描きます

 

事件に大きく関わっている若く美しい女性・ウー(グイ・ルンメイ)に惹かれるジャンの情けなさ、女性に対する不器用さが切なくもあり可笑しくもあり
冒頭からジャンが大森南朋さんか豊原功輔さんに見えて仕方ありませんでした(^_^;) 

少しわかり難いところもありましたが好みの作品でした
ただ、ウー役のグイ・ルンメイはこの役を演じるには力不足だったように思いました 

ラスト=白昼の花火は良かったです

 

 

 

 

「太陽は光り輝く」
原題 THE SUN SHINES BRIGHT
1953年 アメリカ 

南北戦争終結から40年、ケンタッキーのある町では南軍のラッパ手だったプリースト判事(チャールズ・ウィニンジャー)を中心にいまだに南軍魂が全てを支配していました
対して北部派のメイドウ弁護士は、その偏見を一掃しようと次の判事選挙に立候補します
若手立候補者に圧され気味のところに、黒人少年が冤罪でリンチに遭いそうになるのを防いだり、売春宿から出た葬儀を手伝ったりプリースト判事の再選は絶望的とみられていました
法と正義を守る善良なアメリカを描きます
葬列のシーンが心に響きました 

エンディングに流れるのは“懐かしきケンタッキーの我が家”
このような歌詞だったとは、初めて知りました 

今も、アメリカにこのような良心が残っていると信じたいです

 

 

 

 

「ストレンジャー・ザン・パラダイス」
原題 STRANGER THAN PARADISE
1984年 アメリカ、西ドイツ 

ハンガリー出身、ニューヨークでギャンブラーとして生計を立てながら暮らしているウィリーの元に、クリーブランドから従妹のエヴァがやってきます
叔母が入院する間だけ面倒を見て欲しいと言われ迷惑に思いながらもウィリーの賭け仲間エディも巻き込み、徐々に打ち解け心を通わせていくのですが…
その日暮らしの毎日、何となく過ごす時間、社会のルールに従わない、決まった生き方を選ばない彼らの心はすれ違い、また離れていくのでした 

『間』を描く作品
好みの別れるところですが、私は気に入りました
記憶に残る作品です

 

 

 

 

 

「人魚姫」
原題 美人魚 MERMAID
2016年 中国、香港 

人間界と人魚界という異なる世界に住む男女のロマンスを描いたファンタジー作品
ベタでわかりやすい展開、あり得ないけれど惹きつけるものがあって面白かったです
ロマンスにプラス環境破壊への警告もあって、おふざけ100%ではないのも支持されるところかな
愛情はお金では買えません!

 

 

 

 

 


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