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三浦しをん「人生激場」

2019年03月02日 | エッセイ・散文・随筆

 

新潮文庫
2006年8月 発行
2014年1月 11刷
314頁 

 

「週刊新潮」に連載されたものに書下ろしを加えたエッセイ集(2003年10月新潮社より刊行)
を文庫化したもの 

しをんさんの視点で物を見ると、平凡な日常がどうしてこうも面白く楽しくなるのでしょう

しをんさんは髙村薫先生の大ファンとのこと
2002年のサッカーワールドカップ日韓大会時
「李歐」と「黄金を抱いて翔べ」を足して二で割った感じの夢を見て、主役の男の顔が安貞桓(アンジョンファン)だった、とは…

羨ましいな
私もそんな夢を見たいものです^^

 

ドイツ代表だったカーン、イングランド代表だったシーマン、俳優のヴィゴ・モーテンセンへの愛については頷くばかり

 

2006年6月に書かれた文庫版あとがきに
4年前に書いたこの本を読み返すと「なんだか幸せそうだなあ」と感じたけれど、やっぱりいまも充分幸せそうだな、私
とあります

 

自分のこと、友人のこと、有名人のこと、あれこれ“幸せに”妄想しながら暮らす日々から生れるしをんさんの小説、これからも楽しみに読んでいきたいです

 

 


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