第十一回 三遊亭歌武蔵独演会
愛知県芸術劇場 中リハーサル室
全席自由席
リハーサル室に椅子を並べただけの簡素な会場
所謂「ホール」と一番の違いは
演者との距離が近いことです
開口一番
三遊亭歌むいさん
「饅頭恐い」
饅頭を食べる様が本当に美味しそうでした
これは演者に近くなければ見えない部分ですね
三遊亭歌武蔵師匠
まずもって身体の大きさに圧倒されます
元力士という経歴の持ち主である師匠の枕はモチ相撲ネタ
言い難いことも落語の枕でさらりと言い放ちます
「子ほめ」
仲入り
林家扇さん
木久扇師匠のお弟子さん
ご本人曰く落語界の剛力彩芽
剛力彩芽+田畑智子みたいな雰囲気の方が
一生懸命落語をされるのはちょっと不思議な感じでした
演目は「片棒」
以前、桂米團治師匠で聞きました
格の違いですねぇ~
扇さん、さらに稽古に精進してください!
三遊亭歌武蔵師匠
枕は短め
「一文笛」
故・桂米朝師匠の創作落語です
大きな身体で人の心の機微を繊細に表現されます
ウルッとくる場面もありました
今年前半は
笑点メンバーやテレビなど露出度の高い人以外の噺家さんに注目していこうと思っています
前座や二つ目の方々にも注目です
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