「ようこそいらっしゃいました。
我が家の庭に8年も眠ってらしたのですね。
このコートを脱いで、あなたはどこでくつろいでいるのでしょうか?
いえいえ、くつろぐなんてとんでもない。
さっそく、その美声を張り上げて仲間を呼んでいるのでしょう。
今、鳴いているの、それがあなたですか?
このコートは記念に頂いてもよろしいでしょうか?」
これ、わたしからのお手紙です。
頭痛にふらつきながらのお洗濯干しに、おかあさんが見つけたもの、それがユキヤナギの木の枝に残されたセミの脱け殻。
我が家にも居てくれたのね。
セミさん、ありがとう。
あんまり手入れしてないお庭だけど、しばらく居ていいからね。
わたし、あなたが大好きだけど、なるべく本能をかくして獲らないよう気をつけるわ。
生きている間は、がんばって鳴いてね。
その声で、おかあさんは元気になるんです。
我が家の庭に8年も眠ってらしたのですね。
このコートを脱いで、あなたはどこでくつろいでいるのでしょうか?
いえいえ、くつろぐなんてとんでもない。
さっそく、その美声を張り上げて仲間を呼んでいるのでしょう。
今、鳴いているの、それがあなたですか?
このコートは記念に頂いてもよろしいでしょうか?」
これ、わたしからのお手紙です。
頭痛にふらつきながらのお洗濯干しに、おかあさんが見つけたもの、それがユキヤナギの木の枝に残されたセミの脱け殻。
我が家にも居てくれたのね。
セミさん、ありがとう。
あんまり手入れしてないお庭だけど、しばらく居ていいからね。
わたし、あなたが大好きだけど、なるべく本能をかくして獲らないよう気をつけるわ。
生きている間は、がんばって鳴いてね。
その声で、おかあさんは元気になるんです。
このセミの抜け殻の写真かわいいにゃん。
ぼくはこの夏、セミさん2匹捕まえてきたよ(ホントは落ちてきたのを
拾った)
でも、お家へもって帰ったらチビくんにすぐに横取りされましたにゃ。
でもまたしばらくして、セミはえふ母さんに取られちゃったにゃん。
今年はまだ梅雨が明けてないので、セミさんもちょっと
元気がにゃいみたい。
えふ母さんは「カンカン照りよりはマシ」って言ってたけど
最近「うっとうしいから早く天気が続いてほしいわ」ですと。
ほくは、シトシトはいいけど大雨がいやですにゃー。
なんだか変な天気です。まるで梅雨。
でもようやくウチのあたりでも
セミが鳴き始めました。
「もう、待っていられないよ、
何年土の中にいると思ってんだ!」
って言うのがセミの本音かしらね。
だから、ココちゃん、食べちゃダメよー。
セミさんもせっかく出てきて鳴いてるのに、また雨が降り出したりドンヨリしたりで戸惑っていると思うのね。
おかあさんも、地面にひっくり返ってるセミさんを何度か見たらしい。そして、今年のセミさんはいつもより小さいみたい。
がんばれ、セミさんたち!!
だから、コロちゃんもチビちゃんもセミさん獲っちゃダメよお。なあんてね。
トラネコさん
ホント、ヘンな天気でもうすぐ「立秋」ですよ。
セミさんの声が聞こえると、ホッとするっておかあさんが言ってたけど、季節のものが巡ってくるのが当然と思ってちゃいけなくなってきましたね。
トラネコさんの言うこと聞いて、今年はセミさんがジージーとぶつかって鳴いてても、わたしお部屋で寝ていることにします。