熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

論文作成

2009-08-27 21:12:28 | Weblog
職務発明における相当の対価を算定する際に問題となる、「発明者貢献度」について考察した論文の草案を作成しました。

私の論文作成手順は、「課題設定」⇒「資料収集」⇒「骨子作成」⇒「草案作成」⇒「草案チェック・修正」⇒「論文作成完了」です。

「草案作成」が終了したので、これから「草案チェック・修正」のステップに進みます。
「草案チェック」は、誤字・脱字等の形式的チェック、論理構成の再検討、文章の流れ・理由づけチェック、引用文献の漏れ落ちチェック等が中心になります。
ここで、意外と重要なのが、「引用文献の漏れ落ちチェック」です。

修士論文を作成する前に、論文の骨子と引用文献リストを指導教授に提出しますが、この引用文献リストが事前検討には不可欠です。
つまり、引用文献リストで重要な文献がリストアップされていない場合は、調査不十分と判断され、再検討が要求されます。
指導者から見れば、引用文献リストを見るだけで、論文作成者の実力が判断できるそうです(私も企業に勤務していた時に、数多くの論文の査読をしましたが、重要な文献がリストアップされていない場合は、その時点で書き直しを指示していました)。

したがって、草案作成後の草案チェックが重要で、時間もかかります。
このステップをいい加減に行うと、論文の出来が悪くなります。

今月末までに何とか草案チャックを終了させたいですね。
早く投稿したいし、チェックもキッチリやりたいし、悩みますね。

まあ、嬉しい悩みですが。

今月いっぱい、この嬉しい悩みを楽しむことにします。



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