ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

【博物館】 フォッサマグナミュージアム(糸魚川市)

2021-11-08 23:57:09 | 旅行記

2021年10月10日(日)

 

昨日の疲れが足に出ていた。

それでも天気がいいので出かける。

先日、糸魚川に行って気になっていた場所。

「フォッサマグナパーク」「フォッサマグナミュージアム」

 

日本は二つに分かれていて、その間にあるのがフォッサマグナ。

フォッサマグナの西の端が糸魚川ー静岡構造線。

そして東の端が柏崎ー千葉構造線。

今回行った「フォッサマグナパーク」は糸魚川ー静岡構造線の境目がわかるのだ。

駐車場は2か所にある。

今回は国道148号沿いの駐車場に停めた。

そこから約10分ぐらいで断層露頭に着く。

現在は断層露頭前の見学テラスは斜面土砂崩れのため見学ができない。

断層破砕帯を挟んで右側が東日本の地質。

左側が西日本の地質となっている。

地質が違うと水の硬度も変わるらしく、それを利用した酒造りも行われている。

駐車場からの道に糸魚川線の上を通る場所がある。

電車が止まっているところは「根知駅」

1両編成の可愛い列車である。

 

次に向かったのは「フォッサマグナミュージアム」

広い敷地にいろいろなものがある。

駐車場の横にあったのが「化石の谷」

300円で化石を探すことができる。

そしてミュージアム

広い館内は、じっくり見たら長い時間が必要である。

ヒスイ峡について、魅惑のヒスイ、糸魚川大陸時代、誕生日本列島、変わりゆく大地、魅惑の化石、魅惑の鉱物

それぞれのテーマに分かれている。

ヒスイといえば糸魚川産のヒスイ。

石器時代から高級品、権力の象徴として扱われていたようだ。

ところが、ある時代からヒスイのことはみんなに忘れ去られた。

そのため、国産のヒスイなどなく、すべて海外から運ばれてきたものだと認識されていた。

ところが、昭和の初めにヒスイの原石が発見されたのである。

このヒスイが世の中から忘れられていたこと。

その後もなかなか発見されなかったこと。

すべてがミステリアスなのである。

 

フォッサマグナの位置。

たくさんの火山がある。

フォッサマグナは大陸から離れた日本が二つに割れ海だったところ。

この割れ目が新しい地質により大陸が繋がった場所がフォッサマグナ。

そのためフォッサマグナは新しい地質となっている。

今回初めて知ったことは、ここに古い地質があること。

それが関東山地である。

 

フォッサマグナを発見し、名付けたのはナウマン博士。

ナウマンゾウを発見した人である。

八ヶ岳を見て、ここは何かおかしいと探索したそうだ。

私は、八ヶ岳を見ても何が違うのかはわからない。

 

お庭に日本地図の日時計があった。

 

魅惑の化石にはびっくりするような化石もある。

これは魚の化石。

いったい何があったのだろうか。

 

広い敷地内には「長者ヶ原考古館」がある。

ここには長者ヶ原遺跡があり、縄文時代の生活様式が復元されている。

出土品がたくさん展示されている。

ここにも土偶がある。

もちろんヒスイの玉などもあった。

その中で気になったもの。

指輪なのか、首から下げたのか。

素敵ではないか。

 

いい勉強ができた。

ミュージアムは面白かったので、ゆっくり、じっくり見たい。

たくさんの発見がありそうなところである。

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ヒスイ海岸

2021-08-21 17:30:23 | 旅行記

2021年7月25日(日) その3

 

夏は海!!

というわけで糸魚川駅から海に向かった。

糸魚川駅から約2kmで海岸に出る。

この辺りの海岸は「ヒスイ海岸」である。

こんなに天気が良いと海に入りたくなる。

海岸には海水浴や日光浴している人がたくさん。

ここの海岸は砂浜ではなくて砂利。

そして、この中にヒスイがあることもある。

 

私はずっと勘違いをしていた。

「糸魚川」という川があってそこにヒスイが転がっていると思っていた。

しかし、糸魚川という川はない。

糸魚川市を流れる姫川の支流、小滝川に「小滝川ヒスイ峡」がある。

そこには原石があり、それが姫川で海まで流れ着く。

小滝川ヒスイ峡での原石の採取は禁止されているので、見つけるのなら海。

 

以前テレビで見たがヒスイハンターはたくさんいるらしい。

太古から重要視されているヒスイ。

私も見つけたい。

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【神社】 天津神社・奴奈川神社 (新潟県)

2021-08-20 23:48:22 | 旅行記

2021年7月25日(日) その2

 

糸魚川駅近くに「天津神社・奴奈川神社」があるので参拝した。

糸魚川駅から徒歩7分。

社殿は見えるのだが、どこが入り口なのかわからない神社。

 

天津神社のご祭神は

天津彦火瓊々杵命(あまつひこほににぎのみこと)

天児屋根命(あまのこやねのみこと)

天太玉命(あまのふとたまのみこと)

 

奴奈川神社のご祭神は

大国主大神(八千矛神)(おおくにぬしのおおかみ)(やちほこのかみ)

奴奈川姫(ぬながわひめ)

 

今回は奴奈川姫に呼ばれたのだ。

先日、出雲大社の大国主大神と諏訪大社の建御名方神が親子関係だということを知った。

では、妻であり母親であるのは誰と思っていた。

その方が奴奈川姫だったのだ。

 

出雲大社の社宝のヒスイの勾玉は糸魚川産である。

ヒスイが産出する場所は限られていた。

いつも高価な石なのだ。

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2021年 GW 6日め

2021-06-03 17:00:00 | 旅行記

2021年5月4日(火)

 

今日の日程は朝6時30分からの中社の朝拝から始まる。

時間近くなるとパラパラと人が集まってくる。

「こちらからどうぞ」と言われ拝殿に入る。

天井には狩野派の河鍋曉齋が描いた「龍の天井絵」がある。

ちなみに宿泊した「横倉旅館」にも河鍋曉齋が描いたと言われる宇賀神様の絵があった。

朝からお祓いを受けて清々しい気分。

 

帰る際に大人気店の蕎麦屋「うずら家」の予約表に名前を描いた。

何と1番の人は4時30分に記入している。

記入した人にも驚いたが、その時間に予約表を出すお店にも驚き。

開店は10時であったが、6時には蕎麦を打っていた。

 

朝食を取って5社巡りを始める。

友人たちはイラスト風の地図を見て、それぞれの神社が近いところだと思っていたらしい。

「この距離は歩いて回れないね」

というわけで奥社から参拝。

移動はもちろん自動車である。

 

一昨日よりも早い時間であったが車の台数は多い。

今日は天気がよくてすっきりとしている。

初めての二人はどんなに辛い山道があるのかとドキドキしていたようだ。

私は道の状態が心配だったが、天気が良いので道の状態もいい。

友人Aはジョギングをしているので体力があることはわかっている。

友人Bは「私のことは置いていってね」と言っていたので心配していた。

ところが、奥社に行ける嬉しさで足が前に前に進んでいるようだ。

いつもの私みたいである。

おかげでゼイゼイしながら追いかけたのは私だった。

奥社はすでにたくさんのご参拝の人。

御朱印やおみくじの列は九頭龍社の方にまで伸びていた。

奥社と九頭龍社に参拝してから御朱印の列に並ぶ。

次から次へと列は長くなる。

一昨日とは大違い。これなら私が先に列に並んでおけばよかった。

並ぶこと1時間。お札、おみくじ、御朱印を頂くことができた。

おみくじは二人とも「吉」

あれ、おととい引いた私も友人も「吉」だった。

「吉」の確率が高いのだろうか。

「当たっている」という友人B

「よくわからないから解釈して」という友人A

そういえば、私もよく理解できていなかった。

おみくじの解釈は自分で読んで心で感じたことが神様に言われた言葉。

だから、同じものを引いたとしても、言われていることは違うのだと思う。

 

蕎麦屋の予約の時間はとうに過ぎているはず。

水芭蕉も見せたかったが花より団子。

帰りを急いだ。

 

蕎麦屋について驚いた。

店の前には待っている人たちがたくさんいる。

順番はとうに過ぎていた。

しかし、お店の方に話すと快く店内に案内してくれた。

戸隠そばの特徴は五つの束にして盛られていること。

いい運動の後なのでペロリと食べてしまった。

 

食後に中社にご参拝。

朝、気がつけばよかった、コーンが設置してある意味を。

ここも拝殿に向かって長い列ができている。

朝、参拝はしたがお賽銭をあげなかった「後でいいよね」

そういったのは私。大反省。

その上、友人がタバコを吸うというのでそれに付き合ってしまった。

私はタバコを吸うわけではないので、先に行って並んでおけばよかった。

参拝を済ませ、御朱印を頂く。

「中社と火之御子社の御朱印を頂けますか?」

「火之御子社は参拝しましたか?参拝後でなければ御朱印は出せません」

というわけで中社の御朱印(400円)のみをいただいた。

 

中社から宝光社までは神道を歩くことにした。

子供の頃の遠足を思い出す道。

火之御子社にご参拝

中社や宝光社は昔は寺院だったがここは昔から神社である。

 

途中に伏拝所があった。

この道、戸隠古道を歩いた時に通った道である。

 

宝光社では、廃仏毀釈で離散した仏像などの里帰りした離散仏を拝観した。

また、御祭神を祀る御新座の真下の柱を触ってきた。

そして、頭に御印文をいただいた。

目には見えないが善光寺の御印文と戸隠神社の御印文が私の頭には押されている。

これで極楽行きは間違いない。

宝光社と火之御子社の御朱印(800円)をいただく。

五社巡りが済んだので戸隠神社のしおり(?)をいただいた。

 

帰りは宝光社前からバスに乗った。

バス停について時間を見ると14時43分のバスがある。

ただいまの時間14時40分。

バス停を見に行った友人曰く「テレビでやっているバス旅のドキドキ感を感じたよ」

 

中社前で下車し、昨日泊まった「横倉旅館」へ。

旅館の蔵には「十輪」というカフェがある。

ここで休憩。

 

ちょっとゆくりしてから長野駅方面に向かう。

「鏡池行くの忘れた」と友人。

すっかり忘れていた。

 

友人たちは今日は松代に宿泊する。

私は長野駅でお別れである。

「来年の善光寺御開帳にも来てね」とパンフレットを渡した。

楽しい2日間であった。友人に感謝。

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2021年 GW 5日め

2021-06-02 18:00:00 | 旅行記

2021年5月3日(月)

 

今日は同級生がやってくる。

秋に遊びに来た友人Aが「長野に行ってきた」と話したら、同級生Bが「行きたい」

と言うわけで二人で遊びに来る。

目的は「戸隠神社式年大祭」

女二人旅は気まま。

「お昼頃に着くと思う」

「長野インター降りたら連絡して」

「松本城にちょっと寄ってから行くね」

ってな訳で私は昼食を食べていいのか待つのか迷う。

彼女たちと会った時はすでに14時近く。お腹すいた。

 

先日行った善光寺門前の蕎麦屋さんは行列ができていた。

「栗ご飯でいい?」

と言う訳で昨日に引き続き「竹風堂」

今日は栗ご飯にした。

「栗が甘いね」

「前回食べれなかったから嬉しい」

二人とも満足してくれたようだ。

 

次に善光寺に向かった。

「御朱印が欲しいんだけど」

「大勧進と大本願は15時までだから急ごう」

今日は知り合いのお坊さんにご案内をお願いしていた。

本堂で待ち合わせをして説明を受けた。

 

内陣と内内陣を隔てる欄間にある来迎二十五菩薩

ここに空いた蓮台が一つ。

この蓮台は善光寺に参拝された人のためらしい。

菩薩様と共にあの世に行けるなんて幸せなことだ。

 

薄明かりの中のお戒壇巡りをして「極楽の錠前」を探り当てた。

内陣から出たところに大きな鏡がある。

私はいつもこの鏡を覗き込んでいたが、これにも意味があった。

お戒壇巡りをして生まれ変わった自分を見るためらしい。

なるほど。

 

その後、善光寺資料館で善光寺の歴史や四季を見た。

友人たちはチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ法王14世が善光寺訪問の際に開眼法要された「砂曼荼羅」に興味津々。

 

仁王門で仁王像、三宝荒神、三面大黒を見て善光寺をあとにした。

私的には山門の上に登ってもらいたかったし、歴代の回向柱も見て欲しかった。

また次回かな。

 

門前にある八幡屋でお土産を買う。

「味噌蔵に行きたい」

「このご時世だから蔵の中は見れないよ」と答えたが、身近な蔵を思い出せなかっただけ。

 

今日は3人で戸隠に宿泊。

中社の近くの「横倉旅館」昔は「十輪院」という寺院だった。

夕食を美味しくいただいた。

小中学校の同級生の二人。

友人Bは歴女で社会科の先生になりたかったらしい。

昔から神社仏閣を回っていたが、最近子供の手が離れたのでこのところは一人旅を楽しんでいる。

「なぜか戸隠神社には来たことなかったのよね。一人じゃ行けないと思って。それでこの話が出て今だって思ったのよ」

そうそう、タイミングってあるから。

「で、Aとの相性も良いと出たし、明日は参拝にいい日だから今日を選んだの」

あ、そうなんだ。私は邪魔だったかな。

彼女も人生いろいろあって今はバツイチ。

女で一つで子供を育て、今年からは課長に昇格した。

いろいろあった人ほど信じるものとすがるものがある。

逆に言えば神や仏にすがらない人は幸せに暮らしている人なのかもしれない。

「明日は朝が早いから」と早々に布団に入った。

 

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