岩手山 花と湖を巡る山旅。花と展望
夏山の季節がやってきた。今年の第一弾は岩手山、標高2038m。今回は山中の山小屋泊を避けて麓の休暇村網張温泉に前泊する。梅雨の季節のなかの計画であったので雨を心配したが、今の2日は「天くら」で岩手山の登山指数は午前A、午後Bとなった。事前の山の様子を見るために、YouTube「岩手山 花と湖を巡る山旅」を同期させていただいた。この日のため、4日間、付近の里山を歩いた。
早いもので、岩手山に登る日が明日に近づいた。「天くら」の登山指数は2日のみA、なんとかこのまま持って欲しい。私はこの山に4度目であるが、花巻生まれの宮沢賢治は中学から高等農林に通った時代に28回もこの山に登ったと言われる。詩にも童話にもこの登山体験は、色濃く反映されている。
東岩手火山
月は水銀 後夜の喪主
火山礫は夜の沈殿
火口の巨きなゑぐりを見ては
たれもみんな愕くはずだ
(風としづけさ)
いま漂着する薬師外輪山
頂上の石標もある
(月光は水銀 月光は水銀)
(こんなことはじつにまれです
向ふの黒い山・・・って それですか
それはここのつづきです
ここのつづきの外輪山です
あすこのてっぺんが絶頂です
向ふの・・・
向ふは御室火口です
これから外輪山をめぐるのですけれども) 以下略 宮沢賢治