政権交代 ではなく 精神後退

宮崎正弘
リーマン破綻から一年が経って、未曾有の金価格、不気味な円高
日米欧の関心は雇用と所得、鳩山次期政権は現実に対応出来るだろうか?


▲政権交代ではなく、精神の後退である

鳩山民主党は濃厚な左翼イデオロギーが支持されて勝ったのではない。経済である。
 つまり、選挙民にとって身近な問題は雇用と所得であり、失業増大、所得の目減りに対して殆ど無策と言って良かった自民党に対して体制保守、生活保守派さえ失望した。


さて鳩山政権は誰が見ても、というより世界水準から言って三流の政治家である。一流に絶対になれないことは誰もが知っているが、二流にはなれる可能性がある。
 それは何か?
「政治とは右を切り、左をきって中道を歩むもの」
鳩山次期首相が党内左派の連合、日教組、路線を斬る蛮勇があれば、二流の仲間入りが出来るだろう。
 国民の多くは日米同盟の破綻を望んでいなければ、中国への急傾斜や東アジア共同体の成立を期待してはいない。雇用が安定し、所得が回復すること、外交にはそれほどの関心がないのである。

ともかく 経済政策の失敗が 自民党の敗因なのに その反省がみられません
これでは救いようがない

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