株式日記と経済展望
オバマ米大統領 「米中両国間の関係が、21世紀を形づくる。世界中のどの2国間関係よりも重要だ」
アメリカはキッシンジャー訪中以来、米中で日本を封じ込める戦略だ
米中経済同盟は日本やEUの力を弱める点では利害が共通している。アメリカ企業は中国の安い労働力で巨額の利益を上げることが出来る。中国もアメリカからの資本と技術で経済が発展すれば米中の共存共栄関係は敵無しだ。
しかしアメリカのカネはどこから来ているのかというと日本からだ。日本経済が停滞すれば日本のカネがあまりアメリカに流れる。アメリカはそのカネで投資や消費に回してきた。しかしアメリカでバブルが破裂して不良債権の山が出来れば、政府は借金して財政で穴を埋めなければならない。アメリカ政府はその借金の穴を中国に埋めてもらおうというのだろう。その意味ではアメリカにとって中国は最も重要な国だ。
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中国が日本政府が言うべき事を代弁してくれているのですが、ドル安で借金を踏み倒す事はゆるさないと言うことです。日本は85年のプラザ合意で半分踏み倒されましたが中国はそのような事は容認しないと言うことだ。中国はすでに2兆ドルもドルを貯めこんでいますが、今年に入っても増え続けている。
中国政府は元安を維持するために流入するドルを買い続けている。中国製品は元高になれば輸出競争力がなくなり逆に海外から製品が流入してくる。だから中国はドル買いを止める訳には行かない。日本の円はすでに成層圏の高さまで行ってしまっているので投機目的の外貨流入は止まっている。アメリカはドル札の輪転機を回し続けて中国に売りつけている。
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中国の労働者は低賃金で働き続けて商品をアメリカに輸出して、中国政府は元が上がらないようにドル紙幣を買い続ける。円やユーロのように適正水準まで上がれば投機のしようがありませんが、中国のように中央銀行が一手に買ってくれれば確実に儲かるのだ。まさにアメリカ人は中国に足を向けては眠れないだろう。
しかし中国人もその仕組みに気がつけば怒りが一気に爆発するかもしれない。そうなればドルは一気に暴落して米中の抱き合い心中になるだろう
これほど はっきりと
商売のために 建国の理念を捨てます
と 宣言するとはね
チャイニーズも インディアンや 日本人みたいに
おどせば 征服できると 思っているんでしょうが
そうは 問屋が
米中の抱き合い心中
介抱するふりして 毒を盛り とどめをさして
日本は 生き延びなくては・・・・