地上波テレビは今やテレビを信じた人をカモにする媒体になった
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地上波テレビは誰が見ている?

最近テレビの質が落ちたと30年ぐらい前から言われていますが、テレビの役割も大きく変わりました。

昭和30年代にテレビが登場した時はテレビを買えない人が大半なので、街頭テレビに群がっていました。

その頃のテレビは現在の14インチとか17インチぐらいで、人々はそれを離れたところから見ていたのでした。

しかも白黒だったのでテレビに何が映っているのかは良くわからず、力道山の空手チョップ等に見入っていました。

その後家庭でもテレビを買うようになり、巨人の試合や歌番組、連続ドラマなどが高視聴率を得ました。

昭和40年代のテレビは家族全員が揃って見る「サザエさん」のような世界で、全員が楽しめる番組が制作された。


昭和50年代は個人主義や個人消費が増えて家族はバラバラになり、年齢や性別などに応じた番組が作られた。

平成になると家族が一か所に集まる事もなくなり、テレビは自分の部屋で1人で見るものになった。

現代ではテレビを持たずスマホやPCで動画を見る人が増え、テレビがあってもCATVやネットテレビを見ていたりします。


もう従来のテレビを主に見ている人は国民の半分も居なくて、熱心な視聴者は2割以下なんじゃないかと思います。

よくそれでテレビ局の経営が成り立つと思うが、テレビ局はこの「2割の熱心な層」から最大の利益を得ようとします。

今も地上波テレビを毎日見る層とは、ぶっちゃけると暇で騙されやすく貧しく情報に疎いような人です。


地上波は今や高齢者をカモにするメディア

それは高齢者と子供で、すごく暇な専業主婦とか引きこもりでパソコンを持っていない人などです。

このうちテレビ局が儲かるのは高齢者で、暇さえあれば健康器具とか健康食品の通販をやっています。

高齢者が最も関心があるのは自分の健康なので、テレビを見て青汁とか健康飲料とかを購入します。

テレビの最大の敵はスマホとパソコンですが、スマホやPCを使わない高齢者は絶好のカモ、というか良いお客様です。

情報番組や通販番組の内容にはウソが多くツイッターなどですぐばれるが、スマホやネットを使わない人には嘘をついてもバレない

「水素水でがんが治りました(個人の感想です)」と言ってるのは出演料を貰ったタレントですが、高齢者は「この人は本当にがんが治ったんだ」と信じます。

全員が素直に信じるわけではなくても、テレビを見た高齢者の1割が信じてその1%が注文したら宣伝効果として成功です。

朝までXXテレビとか有名なXXXーモーニングとかXXX屋とか、「信じる人は居るのか?」という事を平気で言っています。

信じる人が大勢いるから放送しているわけで、主な顧客は暇でネットに疎い高齢者層です


高齢者に優しいという体裁を装って「がんが治る水」とかを売るのです