日本という、ひとにお金をかけない行政システム

開業つれづれ
ホントのことを言われて逆切れ 「新生児医療巡る週刊文春記事に文科省抗議文、撤回求める」 (06/17)

文部科学省が、新生児医療を取り上げた週刊文春の記事について、撤回と謝罪を求める抗議文を送っていたことが16日わかった。

 文科省が問題にしているのは、6月18日号の「新生児医療『文科省』に殺される」と題する記事。国立大病院新生児集中治療室(NICU)を追加配置する文科省の計画を取り上げたもので、
「一方的に国立大にNICUを整備すればどうなるか。待っているのは病院間の医師争奪戦、引きはがしである」
「血税が浪費されるだけの箱物行政と言わざるを得ない」
と批判している。


産科医師が足りない。小児科医師も足りない。
 ↓
(文科省)
大学にNICU(生まれたての赤ちゃんの集中治療室)をいっぱい立てる!
 ↓
産科医も小児科医も周りの病院からかき集める。
 ↓
あるいは、国立病院の医師が増えないままさらに過重労働になる。
 ↓
設備だけにお金をかけて、人件費、給料は出さない。
 ↓
国立病院の医師は過労でダウン。
 ↓
周辺病院は医師引き上げで周産期終了。
 ↓
三文記事を書かれて文科省ブチ切れ抗議。
・・・
文科省自体はこの政策が、
悪意はないが医療を結果的につぶす
ということに気付いているのでしょうか?

日本という、ひとにお金をかけない行政システムが
箱ものや機械設備にどんどんお金をかけています。

医療は人的資産が枯渇しているのに
関連産業においしい思いをさせるだけで
医療スタッフを酷使することばかりの行政だから
人がいなくなっています。

そういうことだったんですね
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