在イラン日本大使館は緊急治療を拒否した?

佐々木良昭
在イラン日本大使館は緊急治療を拒否した?

最高権力者の地位にいるハメネイ師・・・いかなるデモも認めない、もしデモを行えば弾圧する(流血の事態=殺害する)と言った

ムサヴィ氏は「死を覚悟して抵抗を継続する」ことを宣言したのだ。お見事では済まされない、イランの体制を命がけで、打倒すると宣言。従って、今後もイランでは抵抗活動が継続されるだろう。そしてイラン国民も、多くがムサヴィ氏を支持して、立ち上がるだろう。

さて、イラン、なかでも首都のテヘランは、デモ参加者に対する容赦のない弾圧で、流血事件が多発し、死傷者が増えている。革命防衛隊やバシジは放水車、催涙弾ばかりではなく、実弾も使っているという情報もある。
彼らデモ参加者で負傷した者は、病院に担ぎ込まれれば、反政府のデモに参加していた不穏分子、反政府テロリストということで、革命防衛隊のメンバーなどから、どのような仕打ちを受けるか分からない。病院にかつぎ込まれるということは、より危険な状態に、自分の身をさらすということなのだ。
このような危険な状況を、いち早く理解した欧州の大使館は、負傷者は病院に行かずに、大使館で治療を受けるように呼びかけているようだ。しかも各大使館の場所を明示した地図までも、インターネットなどで流しているということだ。 


日本が含まれていない ・・・
:日本政府と外務省、現地大使館は、イランの現在の状況を読みきれていな。
:日本政府と外務省には、人道という言葉が存在しない。

 イランでムサヴィ氏が主導する勢力が、権力の座に就いたとき、日本政府はどう言い訳をするのだろうか。あるいはそんなことは問題ではない、と無視するのだろうか。
在外日本大使館に勤務する医師は、大使館のスタッフに対する、医療サービスが義務であり、その他の日本人に対する医療サービスは、あくまでもサービスに過ぎないのだ。従って、現地人に対するサービスの義務なぞ、全く無いということになるのか。

自己保身にしか関心のない役人の集まり外務省
ここも 解体しかない


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