Deep Stateのヘイトクライム

大統領としての業績は賞賛すべきである

AC通信 No.824 (2021/01/13)AC 論説No.824 Deep Stateのヘイトクライム

アメリカの憲法によるとあと7日で新しい政権が誕生する。それまでの7日間に何が起きるかはわからないが、その間に私がこれまでずっと考えていたことを書いておきたい。

1月20日に予定した通り政権交代が行われればトランプは引退して普通人となるはずだ。トランプの任期はあと7日しかない。それなのにDeep Stateと民主党はどうしてもトランプを弾劾するとして今日は国会で討論し投票に持ち込む。国会で弾劾案の投票が通っても上院は今休暇の最中で19日まで開会されない。つまりペロシや民主党にとってトランプ弾劾は通らないことは分かっている。分かりきっているのに無理矢理トランプを二度も弾劾したという記録を残したい民主党の行動は政治ではなくHateCrimeに他ならない。政治力を悪用してトランプをコテンパンにやっつけようとするのは人道に反した憎悪による犯罪、ヘイトクライムである。

辞書で調べれば、Hate Crimeとは特定の人種、宗教などに対する偏見に基づく憎悪による犯罪である。アメリカではこれまで黒人差別によるヘイトクライムとか、女性蔑視による格差、セクハラなど、外国人に対する差別などが問題視されて来た。しかし、この4年の間トランプ個人に対する政党、政治家、メディアなどが違法を承知で公然と行なってきたヘイトクライムを誰も断罪できなかったアメリカ国民の精神状態はどうなっているのか。

トランプが大統領に当選して以来、Deep Stateが4年も続けて行なってきた反トランプの数々はおぞましいヘイトクライムである。オバマ主導によるロシアゲートの調査で、FBIや司法部を使って意図的にトランプの罪をでっち上げ、2年も調査したが失敗に終わった。続けてウクライナ総統に電話したことだけで国会が弾劾を行なった。それにも飽き足らず彼の任期があと7日しかないのに二度目の弾劾案を無理に通した。

メディアがトランプをシャットアウトしたのでトランプは4年も僅かにツイッターで発言するだけだったが、国会乱入事件の後でフェイスブック、ツイッターなどがトランプの発言権をストップするという暴挙に出た。国民の大半がメディアに騙され、Deep Stateの憎悪に同調してトランプ苛めに快哉を叫び、魔女狩りに凱歌をあげている。アメリカでは黒人差別や女性差別、セクハラなどで騒ぐこともあったが、トランプに対するDeep State の組織的なヘイトクライムは桁違いの大犯罪である。

トランプは性格が傲慢で人使いが荒く、失敗や失言も多い。しかし歴代大統領の中でも彼ほど立派な業績をあげた人はいない。彼は選挙公約を守って民主党国会の反対にも拘らずメキシコとの国境に塀を作って長年の違法入国を止めた。続いてアメリカファーストで減税を行ったので企業がアメリカに戻り、経済が回復し、雇用が増え、失業率は下がり、株価は空前の上昇を記録した。外交面ではトランプ政権の4年間で大きな戦争は起きなかった。続いてイスラエルとアラブ諸国の和解が大きな進展を遂げた。アジアでは中共の覇権拡張を抑え、北朝鮮の核開発をストップした。Deep State の反対と妨害にも拘らずこれだけの業績をあげたのである。

私はトランプが好きでもないしトランプを弁護する必要もない。しかし大統領としての業績は賞賛すべきであると思っている。その反面、Deep Stateのオバマ、民主党、メディアそして大半のトランプを憎悪する国民が平気で、しかも違法を承知で行なってきたヘイトクライムは断じて許せない。

 

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