シナはインド、あるいはインド・シナと大差なき後進社会

宮崎正弘
読者の声1
田中美知太郎・・・シナ文明への幻想

シナについては、社会主義や共産主義の名目が、なにか世界史の未来につながるかのような錯覚をあたえるので、わが国では中共政権下のシナを一種の先進国のように考える人も少なくないように思われる。そしてそれが過去のシナ文明との連続性において、なにか文明史的な偉大な出来事を幻想させることにもなっている、しかし実際においては、シナはインド、あるいはインド・シナと大差なき後進社会なのである。五千年六千年のむかしにおけるエジプト文明が、いかに驚くべきものであり、その遺物が今日のわれわれにとっても魅力あるものだとしても、それが直ちに今日のエジプトを文明国にするわけではない。われわれは今日の実情というものを、今日の尺度で正確に測定しなければならない。シナ趣味とか、シナとの同類感とかいうものは、今日のシナを見るのには、むしろ有害無用であるといわなければならない

これが 文革期のものであるのが たいしたこと なんですね
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