話題提供します 真偽の詮索はご自分でという 無責任サイト
(旧 これは 見とこ知っとこ メモ)
あとはおまかせ
同性婚法制化は憲法改正で 乾正人
この原稿を城崎温泉の某旅館で書いている。もちろん、遊びではない。昨年10月に連載した「令和阿房列車で行こう」の続編取材を兼ねての出張である。3日は、京都丹後鉄道ご自慢の「くろまつ号」に乗る予定だが、その詳細は、また後日。
「城崎にて」考える
閑話休題。前回の「オフレコ破りは背信行為である」に多くの反響をいただいた。この場を借りて感謝申し上げたい。
更迭された元首相秘書官の「(同性婚は)僕だって見るのも嫌だ」という問題発言は、衆院予算委員会で同性婚の法制化について「社会が変わっていく問題だ」と岸田文雄首相が答弁したことについて記者団から聞かれた際に飛び出した。
この失言騒動は、LGBTQなど性的少数者に対する「理解増進法案」成立に向け追い風となった。
5月には広島でG7サミット(先進7カ国首脳会議)が開かれるため「サミットで『日本は遅れている』と批判されては一大事だ」といった「バスに乗り遅れるな」論が、稲田朋美元防衛相ら自民党内にも出てきたからだ。
だが、「バスに乗り遅れるな」と焦って飛び乗ると、乗客はとんでもない方向に連れていかれる場合が多い。戦前の日独伊三国同盟は、陸軍にメディアも加わった「バスに乗り遅れるな」の大合唱が、「米国との戦争が避けられなくなる」との少数意見を圧して締結された。
戦後の日中国交正常化もしかり。
稲田氏らは「法案に罰則をつけるのは時期尚早」として慎重派に配慮する発言をしているが、法案が成立すると、どうなるか。
性的少数者の理解増進のためNHKは、四六時中LGBTQに関する番組を流し、関連団体に多額の調査費がつけられるだろう。LGBTQ運動への異論は許されない状況となり、調査費の使途も「コラボ問題」のように不透明になりかねない。
根強い異論がある法案は、水面下の与野党折衝で決着させるのではなく、正々堂々と公開の場でじっくりと論議するのが憲政の常道である。「社会が変わっていく問題」である以上、急ぐ必要はさらさらない。それでも急ぐ、というならば、憲法改正という手段がある。
憲法24条に「両性の合意」
憲法24条には、「婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立」すると明文化されている。一部の学者は、「憲法24条は同性婚を禁止していない」と主張しているが、こじつけにしか映らない。「婚姻は、両性または同性の合意のみに基づいて成立」と条文を改めれば、一発で解決する。同性婚法制化を求める人々こそ、率先して憲法改正を主張するのが筋である。同性婚を合法化する一般法を制定しても、「違憲訴訟」が提起されれば、裁判の長期化は必至で、どのような判決が出ても社会的混乱は避けられないからだ。
同時に長年にわたって論議されてきた憲法9条の改正も国民の審判に付すべきだろう。
立憲民主党や共産党を支持する「マッカーサー憲法」大好きな皆さんも改正運動に加わってみてはいかがです? 80年近く前につくられた憲法のままでは、いつまでたっても物事は前に進みませんよ。
ではまた、再来週のこころだぁ!
« シャッター通... | お尻からクス... » |
コメント |
コメントはありません。 |
![]() |
コメントを投稿する |
![]() |
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません |