1人当たりGDPが世界4位:アイスランドが繁栄していたカラクリとは?

大前研一
1人当たりGDPが世界4位:アイスランドが繁栄していたカラクリとは?
アイスランドが繁栄していたカラクリとは?

なぜ、ロシアがアイスランドに手を差し伸べるのか?

アイスランドは人口約30万人、国土面積は北海道と四国を
合わせた程度の面積の小さな国ですが、極めて経済的に
成功していた 

今年の10月に発表されたIMFの調査によりますと、
同国の07年の1人当たりGDPでは世界4位で
約6万4,500ドルという数字を達成しました。
日本の1人当たりGDPが約3万4300ドル

主な産業としては漁業くらいしか思いつかず・・・

アイスランドの銀行は欧州の銀行に比べて金利を
約1%~1.5%高く設定していた

欧州の国民というのは金利志向が強いですから、少しでも
金利が高いところがあれば積極的に資金を移動させます。
その結果、アイスランドという小さい国に欧州全土から
お金が流れたのです
その結果、アイスランドという小さい国に欧州全土から
お金が流れたのです。
そのようにして国内に流れ込んできた莫大な資金を企業や
個人に貸付けることで、アイスランドはその経済的な繁栄の
基盤を創り上げることができたのだ

EUとの関係性悪化。そして、ロシアと親密に
欧州に助けを求められない状態で、国家破綻の危険性も
現実味を帯び、最後にアイスランドが頼った相手が
「ロシア」だった

欧州の国民はかなり積極的に高金利を求める傾向があります。
また、安全性のため躊躇なく国境を越えて資金を移動させます。

同じことを ↓ 
こちらでは 詳しく でも わかりにくい?
BusinessWeek

 
アイスランド崩壊の衝撃
大手銀行の国有化後も、破綻の危機

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