「中国は有史以来、一度も異民族に支配されたことがない」は 大嘘

中韓を知りすぎた男
戦争の大儀名分   10月22日(水)

中国は国民に対して「中国は有史以来、一度も異民族に支配されたこと
がなかった」と歴史教科書で教えています。
いままで中国を侵略したのは、異民族でなく、あくまで中華民族の中の
一部族にすぎないと主張しています。

しかし契丹人も女真人も満州人もモンゴル人も間違いなく異民族です。
そのうえ中国の侵略者であったジンギスカンを中華民族の偉大な祖先に
まつりあげています。

なぜここまで捏造するかと言いますと、異民族の清やモンゴルが征服
した全ての領土を中国の「固有の領土」であると主張できるからです。

チベットやウイグル、モンゴルを固有の領土だと厚かましく言って
いる根拠がこの捏造された歴史にあります


この点は 非常に重要です
”中国”に 対する私の考えを 全く変えた次の本には こう書いてあります

孫文が犯した大罪黄昭堂 「滅亡へ直進する中国」P170~171

「孫文は二百数十年に及ぶ満州人による支配を打倒し、漢民族の復権を目指して、革命を起こした。当時、孫文が掲げたスローガンは「韃靼人を駆逐せよ」というものだった。・・・ところが、孫文は清朝打倒を成し遂げるや、漢民族の国では、それまでの中華帝国の彊域(勢力範囲)であった各辺境地域を失うことに気づき、急にこれが惜しくなってしまったのである。そこで孫文は新たなスローガンを打ち出す。それが、「五族共和」つまり漢・満・蒙・回(トルコ系・イラン系・アラブ系)・蔵(チベット)の団結を標榜したものだった。そして彼は漢民族という言葉を捨て、「中華民族」という新しい言葉を唱え始めた。

すなわち孫文は中国各地における心のナショナリズム=民族主義を奪ってしまったのである。 「中華民族」などといういい加減な「民族」を捏造し、本来、なんら共通性のない五つの主要民族をはじめ、五四の民族を権力による統一原理だけで縛り付けてしまった。私は、この孫文の罪は大きいと思う。」

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