中国 不適切な薬品の服用で 死亡者はすでに20万人を超す

前田徹
【外信コラム】千変上海 食より怖い医薬の安全

中国医薬会の統計データによると、中国全土で不適切な薬品の服用などを原因とした死亡者はすでに20万人を超す。最近の事例を挙げると、2006年5月に黒竜江省の製薬会社が製造した偽造薬品によって13人が死亡、さらにその1カ月後には滅菌処理不足のブドウ糖注射液によって100人が体調不良となり11人が死んだ

外国製薬会社がコスト削減のため上海華聯製薬のような老舗製薬会社への委託製造を検討しており、薬禍が海外へと広がる可能性が出てきた点だろう。

 安さを武器に世界市場を席巻するメード・イン・チャイナはいまや医薬品原料(API)にまでおよび、すでに世界最大の輸出国の地位にある。実際、米国の製薬は原料の8割を中国に頼り、日本も依存を強めている。

 原料だけではない。ジェネリック医薬品と呼ばれる後発医薬品の分野でも中国製は輸出を本格化させており、その安さでシェアトップのインドに少しずつ迫りつつある

さすが なんでも ありの 中国
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