バイデンの早期引退はあるか

 

AC通信 No.832 (2021/03/10)AC 論説No.832 バイデンの早期引退はあるか

ジョー・バイデンは大統領に就任した直後から彼が1年後には引退して副大統領のカマラ・ハリスが政権を握るだろうと噂されていた。数日前にメディアの報道でハリスがバイデンの代わりにイスラエルのナタニヤフ、フランスのマクロン及びカナダのトルドーと電話会談をしていたことが明らかになったので、ハリスが既にホワイトハウスの実権を握っているとメディアで言われるようになり、バイデンの早期退任がかなり真実に近くなってきた。

バイデンが1月20日に就任してから今日で49日目だが、既に大統領の激務に耐えないことが明らかになっている。テレビの画面で見ると発言の時は表情がなく、何時も同じところを見ていて、両眼は常にある一定のところを見ている。彼は自分の意見を喋っているのではなくテレプロンプターの原稿を読んでいるのである。

ある時、バイデンの発言の際にテレビのカメラが反対側の壁を写したことがあったが、そこにはなんと幅6メートルほどのテレプロンプターのスクリーンが彼の原稿を流していたのである。またある時は話している最中に、自分で何だかわからなくなって背広の裏ポケットから用意してあったメモを取り出したことがあった。こんなことも起きるだろうと幕僚がカンニングペーパーを作っておいたのだ。

バイデンは就任以来一度も記者会見を開いたことがない。記者会見を開いて質問に答えられずオタオタしていたら彼が大統領に不適任なのがハッキリするからである。ある時、記者がバイデンにどうして記者会見を開かないのかと聞かれてバイデンが「それでは何でもお答えしましょう」と答えたら数秒後にテレビが中断された。バイデンが質問に答えられないと知っているから放送をストップしたのである。共和党のMatt Gaetz議員はFoxnewsでバイデンの智的能力の退化は誰でも知っているから引退はやむを得ないと述べている。

問題はどうやってバイデンを引退させるかである。バイデン本人は引退すると言わないだろう。バイデンを「お飾り大統領」にしてハリスが実権を行使するなら共和党側が黙っているはずがない。共和党議員が憲法改正第25条によりバイデンを大統領執務不能で引退させる法案を提出するだろう。

バイデンが引退してもハリス政権で混乱は続くと思われる。ハリスは政治経験が浅く、外交、内政ともに経験不足だし国会でもハリス嫌いが多いと言われている。ブリンケン国務長官とスーザン・ライス国内政策顧問との関係がうまくいかなかったらパックスアメリカーナは無くなり、世界は群雄割拠の時代になる。

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