株式日記と経済展望
安倍政権は、閣僚の不祥事による逆風に負けたのではない、政策で負けたのだ
農家への所得補償という楔
もう、無駄な道路やレジャーランドを作る金や余力は、中央にも地方にも残っていないのだ。
公共工事よりも真水の所得補償の方が効率的
100世帯しか住民がいない村に10億円かけて無駄な道路や将来にわたり金食い虫になる公共施設を建設するよりも、年間50万円の真水の所得補償を世帯ごとに行えば、10年間にわたって支給しても、半分の支出ですむ。
自民党は選挙で敗れることで、ようやく小泉構造改革の歪に気がつくようになったようだ。いくらアメリカや国際金融資本が圧力をかけてきても選挙で負ければ規制緩和や構造改革は続けられないのだ。
安倍総理の一番の間違いは戦う事を止めてしまったことだ。確かに戦う事を止めれば敵は作らない。しかし安倍氏を総理にまでした勢力からも支持を失う事になった。村山談話や河野談話を継承して靖国参拝もあいまいにした。従軍慰安婦問題も謝罪に終始して戦う事をしなかった。どうせ一年も経たずして辞任するのなら戦って討ち死にすべきだったのだ。しかし二世議員にはそれは無理なのだろう。育ちが良すぎるからだ。
小泉政治は
外交は それまでよりは まとも でしたが 経済は めちゃくちゃ
でした
政府の 勘定だけを つじつま合わせようと して 道路、建物、土木工事・・への 支出を 削り お金の動きを 止めてしまいました
それらに かわる お金の ルートを 作らなければ ならなかったのです
世界が 日本のように まじめで あれば それでも よかったのですが どこも 自国優先 汚い手を 使ってでも 国家国民を 豊かにしようと するのです
日本だけが この 十数年 成長していない
経済成長だけが すべてでは ありませんが 成長なくしては 弱者への配慮・・・など できません
経済政策は 根本から 転換しなければ なりません