風邪からの回復もようやくといったところです。
咳の方もだいぶん楽になってきたのでこの辺でリハビリ登山をしなければと思っていました。
そこで羊蹄山へ行ってみることにしました。
羊蹄山は登山口から火口壁まで揺るみない登りが続きます。
この登りにどのくらい身体が耐えられるかで今の状態を判断しようと思いました。
その他には、新しくなった避難小屋を見ておきたいという理由もあります。
羊蹄山には、比羅夫、真狩、喜茂別、京極からの4コースがあります。
この4コースのうち、今回は比羅夫コースから登ることにしました。
この比羅夫コースを登るのは45年振りとなります。
20歳の頃、1年だけ倶知安に住んでいたことがあります。
この時に2度ほど比羅夫コースを登ったことがあります。
それ以来の事ですから45年振りに歩くことになります。
7月5日(土曜日)
朝6時に札幌を発ち、比羅夫コースの登山口に着いたのは7時40分です。
すでに駐車場は満杯です。
早速、登山準備をして出発です。
空気はヒンヤリとして気持ちがいいです。
登山口で入林許可のカードを記入します。
ここからは気持ちのいい林の中を歩きます。
マイナスイオンが満載ですね。
コースは沢の奥に向かったゆっくりとした登りが続きます。
ドン詰まりが1合目となります。
ここから尾根に向かってジグを切って登ります。
このコースは合目の表示がしっかりと付けられています。
ジグを切って尾根に乗るとあとはこの尾根を忠実に登っていきます。
後ろからラジオの音が聞こえてきたと思ったら黒い1団が足早に横をすり抜けていきます。
トレランの人達でした。
この人達の他にも次々とトレランの人達が登ってきます。
このコースは、トレラン専用か?と思ったくらいです。
1時間で3合ほどを順調に登ります。
体の調子もいいようです。
呼吸は苦しくないし、足も上がります。
2度ほど休んでようやく森林限界を超えました。
火口壁に繋がる砂礫地が見えてきました。
ここまで来るとお鉢の縁までもう一息です。
お鉢の縁に到着です。
正面に山頂が見えています。
ここまで約3時間、まあまあのペースで登ることが出来ました。
お鉢は風が強いので汗で濡れた上着が冷たくなってきます。
以前だとこの冷たさが気持ちよかったのですが、最近はすぐに身体が冷えて震えが来るほどです。
ウィンドブレーカーを着ると暖かくなるのですが、強い日差しの中ですので今度は暑くなってきます。
この辺の体温調整が難しくなってきました。
これも歳のせいですね。
上空をペリコプターが飛んできて2度ほど旋回してホバリングをしています。
小屋の上空も通過しただけですので事故ではないようです。
中央火口の底には雪融け水が溜まって沼が出来ています。
京極コースの分岐点です。
沢山の若者が休んでいました。
30分ほど歩いて11:30分、山頂に到着です。
この山頂の真狩側には休んでいる人が沢山いました。
私のこの風陰で昼食休憩を取ります。
どうやら大学のワンゲルらしい若者達のようです。
女の子がペットボトルの水を花にかけています。
話を聞いていると2リットルのペットボトルを5本荷揚げの練習で担ぎ上げたようです。
こんな練習が出来るのは若いからですね。
そうそう、私達も高校生の時には夏の合宿では男子は30キロ、女子でも25キロを背負って歩いていました。
いまではとても無理ですが、若いときには出来るのですね。
13時に山頂を後にして避難小屋へ向かいます。
山頂から真狩ルートへ向かって歩く方が幾分短縮できるのですが、こちらは火口壁に出来た岩が積み重なった所を歩かねばなりません。
右手の火口壁から落ちるとただでは済みません。
注意しながら歩きます。
小1時間掛かって避難小屋に到着です。
この通り小さいですが立派な小屋が出来ていました。
1階の内部の様子です。
ストーブは石炭のようでした。
2階は中央に通路があり、左右に一段高くなって寝るところがあります。
下の部分はザックなどの物置でしょうか。
2階には冬季用のドアもありました。
この小屋は、真狩コース側に大きな雪渓が残っており、ここの水を自分で汲みに行かなければなりません。
しかし、この雪渓がいつまで残っているのか? 疑問が残るところです。
小屋の全景です。
左手の大きな小屋が古い小屋です。
同じような形ですが、右側の小さな小屋が新しい小屋です。
この小屋には、夏期の間だけ小屋番が常駐しています。
今度はぜひ1泊してノンビリと小屋の生活も楽しみたいと思いました。
帰りは、登山道をドンドン飛ばして15時少し前に駐車場へ戻りました。
登り3時間半ほど、降りは3時間ほどでしょうか。
どうやら体調は大丈夫のようです。
あとは気力の問題でしょうか。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
ここで、今回の羊蹄山で見かけた花を紹介します。
エゾノツガザクラ
エゾウコギ
チシマフウロ
イワブクロ
珍しくイワブクロとエゾウツギが一緒に咲いていました。
マルバシモツケ
イワヒゲ
目に付いた花はこのぐらいでしたが、登山道沿いに咲いていた花だけですのでもっといろいろな花も咲いていたかもしれません。
咳の方もだいぶん楽になってきたのでこの辺でリハビリ登山をしなければと思っていました。
そこで羊蹄山へ行ってみることにしました。
羊蹄山は登山口から火口壁まで揺るみない登りが続きます。
この登りにどのくらい身体が耐えられるかで今の状態を判断しようと思いました。
その他には、新しくなった避難小屋を見ておきたいという理由もあります。
羊蹄山には、比羅夫、真狩、喜茂別、京極からの4コースがあります。
この4コースのうち、今回は比羅夫コースから登ることにしました。
この比羅夫コースを登るのは45年振りとなります。
20歳の頃、1年だけ倶知安に住んでいたことがあります。
この時に2度ほど比羅夫コースを登ったことがあります。
それ以来の事ですから45年振りに歩くことになります。
7月5日(土曜日)
朝6時に札幌を発ち、比羅夫コースの登山口に着いたのは7時40分です。
すでに駐車場は満杯です。
早速、登山準備をして出発です。
空気はヒンヤリとして気持ちがいいです。
登山口で入林許可のカードを記入します。
ここからは気持ちのいい林の中を歩きます。
マイナスイオンが満載ですね。
コースは沢の奥に向かったゆっくりとした登りが続きます。
ドン詰まりが1合目となります。
ここから尾根に向かってジグを切って登ります。
このコースは合目の表示がしっかりと付けられています。
ジグを切って尾根に乗るとあとはこの尾根を忠実に登っていきます。
後ろからラジオの音が聞こえてきたと思ったら黒い1団が足早に横をすり抜けていきます。
トレランの人達でした。
この人達の他にも次々とトレランの人達が登ってきます。
このコースは、トレラン専用か?と思ったくらいです。
1時間で3合ほどを順調に登ります。
体の調子もいいようです。
呼吸は苦しくないし、足も上がります。
2度ほど休んでようやく森林限界を超えました。
火口壁に繋がる砂礫地が見えてきました。
ここまで来るとお鉢の縁までもう一息です。
お鉢の縁に到着です。
正面に山頂が見えています。
ここまで約3時間、まあまあのペースで登ることが出来ました。
お鉢は風が強いので汗で濡れた上着が冷たくなってきます。
以前だとこの冷たさが気持ちよかったのですが、最近はすぐに身体が冷えて震えが来るほどです。
ウィンドブレーカーを着ると暖かくなるのですが、強い日差しの中ですので今度は暑くなってきます。
この辺の体温調整が難しくなってきました。
これも歳のせいですね。
上空をペリコプターが飛んできて2度ほど旋回してホバリングをしています。
小屋の上空も通過しただけですので事故ではないようです。
中央火口の底には雪融け水が溜まって沼が出来ています。
京極コースの分岐点です。
沢山の若者が休んでいました。
30分ほど歩いて11:30分、山頂に到着です。
この山頂の真狩側には休んでいる人が沢山いました。
私のこの風陰で昼食休憩を取ります。
どうやら大学のワンゲルらしい若者達のようです。
女の子がペットボトルの水を花にかけています。
話を聞いていると2リットルのペットボトルを5本荷揚げの練習で担ぎ上げたようです。
こんな練習が出来るのは若いからですね。
そうそう、私達も高校生の時には夏の合宿では男子は30キロ、女子でも25キロを背負って歩いていました。
いまではとても無理ですが、若いときには出来るのですね。
13時に山頂を後にして避難小屋へ向かいます。
山頂から真狩ルートへ向かって歩く方が幾分短縮できるのですが、こちらは火口壁に出来た岩が積み重なった所を歩かねばなりません。
右手の火口壁から落ちるとただでは済みません。
注意しながら歩きます。
小1時間掛かって避難小屋に到着です。
この通り小さいですが立派な小屋が出来ていました。
1階の内部の様子です。
ストーブは石炭のようでした。
2階は中央に通路があり、左右に一段高くなって寝るところがあります。
下の部分はザックなどの物置でしょうか。
2階には冬季用のドアもありました。
この小屋は、真狩コース側に大きな雪渓が残っており、ここの水を自分で汲みに行かなければなりません。
しかし、この雪渓がいつまで残っているのか? 疑問が残るところです。
小屋の全景です。
左手の大きな小屋が古い小屋です。
同じような形ですが、右側の小さな小屋が新しい小屋です。
この小屋には、夏期の間だけ小屋番が常駐しています。
今度はぜひ1泊してノンビリと小屋の生活も楽しみたいと思いました。
帰りは、登山道をドンドン飛ばして15時少し前に駐車場へ戻りました。
登り3時間半ほど、降りは3時間ほどでしょうか。
どうやら体調は大丈夫のようです。
あとは気力の問題でしょうか。
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ここで、今回の羊蹄山で見かけた花を紹介します。
エゾノツガザクラ
エゾウコギ
チシマフウロ
イワブクロ
珍しくイワブクロとエゾウツギが一緒に咲いていました。
マルバシモツケ
イワヒゲ
目に付いた花はこのぐらいでしたが、登山道沿いに咲いていた花だけですのでもっといろいろな花も咲いていたかもしれません。