恒例のアルバム作り

ここ2年程の間に、私の両親は船旅のクルーズにハマっている
「クルーズ」というと、豪華客船のイメージが大きいが、
今や普通の観光ツアーの旅行よりも、低価格帯で楽しめるツアーも多く、
年配の６０代以降の参加者が急増しているとのこと。

そんなこともあり、半年に一度の割合で、私の両親もヨーロッパの海を中心に、夫婦で旅している。
パスポートの有効期限と、人生の有効期限が、あと残りわずか？と焦り始めたのだろうか？
留守宅を預かることが多くなった。
全くいいご身分だわ～
犬の世話、庭や屋上の植物の水やりを無理やり任され、
辟易している私。

そして、もう一つ気が重いのは、旅行後のアルバム作り。
毎回「適当でいいから」と頼まれるのだが、これがまた大変
アルバム一冊を10日以内とか、期限つきで作らされる。

写真の量もハンパないし、なにせ似たような風景や建造物の連続。
被写体も年老いた老夫婦。写真に「華」がないのだ

でもそんな中、無理やりにでも、作らなくてはならないので、
「スクラップブッキング」という観点からではなく
「アルバム作り」ということで作っている。

ただ台紙にレイアウトして貼るだけ・・飾り気もあまりない。
「まあ、旅先のタイトル位は入れてあげようか～」そんな感じでイヤイヤ作る。

どうやって作るか。
まず、旅先のエリアごとに写真をわけ、1ページ、4～5枚位に写真を分別する。
まずは、アルバムのクリアシートの中に、順番にぶち込む。

写真を見ながら、パターンペーパーを選び、
クリアシートの中に使う材料をこれまたぶち込む。
「材料はいっぺんに選んでしまおう」という考え。

そして、作りやすいページから作品を簡単に作っていく。
でもこの段階では、完璧に作らず、パターンペーパーに写真をレイアウトして、
仮止めする程度。
それを、全ページ、仮のレイアウト状態で、一気に作ってしまう。

冒頭の画像が、その状態。
まだナ～ンにも出来上がっていません。

母には言えないが、パターンペーパーはこの時とばかりに、
古いペーパーを在庫処分もかねて、使い切る。
懐かしい、片面ペーパー
7～8年前に購入して、一枚150円以上していた時代。
店先で吟味しながら買ったにもかかわらず、使う機会を逃してお蔵入り・・
やっと、日の目を見るというワケ

しかし、今回のこの旅行の写真。
13日間の日程のうち、10日間が雨だったそう・・・
どんより感が漂っている。
お気の毒に・・・

せめて、ペーパーだけでも華やかなものを、
と思ったが、余計、写真の暗さが強調されて逆効果
かといって、ペーパーの色調やトーンを落とせば、
全体的にドヨ～ンと淀んでしまう。

う～ん、勉強になるわ

とは言うものの、早くこの苦しさから解放されたい・・