偶然、ぽっかりと講習の予定に穴が開き、「神様からの休日」と勝手に称し、
新百合ヶ丘に映画を観に行ってきました
さて、何を観るか・・・
チケット売り場の窓口に並ぶ寸前まで、悩みに悩み、
大好きなトムハンクスの新作「キャプテン フィリップス」を選びました。
2009年4月、ソマリア海域を航海中のコンテナ船、マークス・アラバマ号を海賊が襲撃。
武器を所持していた4人の海賊に、武装していなかったアラバマ号はあっという間に占拠されてしまう。
船長のリチャード・フィリップス(トム・ハンクス)は、
20人の乗組員を自由にしてもらう代わりに自らが海賊の人質となり……
と実際の実話をもとにした映画。
いや~、最初から最後まで緊張の糸が張りつめ、心臓に良くありません
もちろん、作品は素晴らしいです
トムハンクスはでまだ売れない頃から大ファンで、
コメディ路線の俳優だった時代からの作品、ほぼ全作、観ている私です
年齢を重ねるごとに、本人も演技力も貫録が増してきて、
ホント、今回の映画も期待を裏切らない演技力でした
当然、トムハンクスは「主演」ですが、
海賊役の4人の名も知れぬ黒人の俳優達が、
実は本当の「主演」なんではないでしょうか?
そう思わせるほど、すごい迫力ある演技に、脱帽。
「映画の世界」でありながら、本物の海賊に脅されている恐怖が、
スクリーンを通り越して感じました。
観ている私自身までもが、「殺されるんじゃないか」と錯覚に陥るほどの、ハラハラ、ドキドキ・・
心臓の弱い方やお子さんは観ない方が良いと思います。
実は、監督さんの指示で撮影当日まで、
海賊役の役者達と一切「顔見せ」もなく、
いきなりの襲撃シーンで、初めてトムは彼らに会ったそう。
その「恐怖」ったらなかったそうです
船長役のトムのびびった顔、あれはマジでした
そして、大型船から、小さな救助船に船長が誘拐され、繰り広げられる世界は、
閉所恐怖症の私にとっては、耐え難いものでした。
あの畳2畳ほどの狭い空間の中で、銃をこめかみに当てられ、監禁され、
まさに究極の恐怖の時間が、刻一刻と過ぎて行くのですが・・
そんな中、映画の中で海賊のリーダーに「黙れ!殺すぞ!」と脅されながらも、
時折、ぺらぺらと話をする船長のトム
なんて、空気読めないのかしら・・
(いるのよね。こういう人って、どこの世界でも)
お願い!お口にチャック!
さもないと殺されちゃうよ~
そうハラハラ、ドキドキしながらスクリーンを見守る私
もしかして観に行かれる方もいらっしゃるかもしれないので、
ストーリーかこれ以上、お話ししませんが、
実はソマリアの社会情勢をテーマに、重要視した映画であることが、
最後になってわかりました。
日常化するソマリア海の襲撃行為。その海賊のほとんどが、
地元の貧しい漁師だったり一般人なんです。
そうまでして、自分の命を懸けて危ない仕事をしないと、まともな賃金を得ることは出来ない現状。
そして、手に入れた大金の殆どが、親分の懐に収められ、貧しい暮らしの繰り返し・・・
以前、ドキュメンタリーでも見たことがあります。
今回の映画も、実は監督さんは、単なるスリル一杯の映画に仕上げたかっただけでなく、
こういった社会が、今も現実として日常化されて繰り返される恐怖を
描きたかったのではないのかと、思うのですが・・・
みなさん、お時間ありましたら、ぜひ映画館に足を運んでみてください。
おススメの映画の一本です。
新百合ヶ丘に映画を観に行ってきました
さて、何を観るか・・・
チケット売り場の窓口に並ぶ寸前まで、悩みに悩み、
大好きなトムハンクスの新作「キャプテン フィリップス」を選びました。
2009年4月、ソマリア海域を航海中のコンテナ船、マークス・アラバマ号を海賊が襲撃。
武器を所持していた4人の海賊に、武装していなかったアラバマ号はあっという間に占拠されてしまう。
船長のリチャード・フィリップス(トム・ハンクス)は、
20人の乗組員を自由にしてもらう代わりに自らが海賊の人質となり……
と実際の実話をもとにした映画。
いや~、最初から最後まで緊張の糸が張りつめ、心臓に良くありません
もちろん、作品は素晴らしいです
トムハンクスはでまだ売れない頃から大ファンで、
コメディ路線の俳優だった時代からの作品、ほぼ全作、観ている私です
年齢を重ねるごとに、本人も演技力も貫録が増してきて、
ホント、今回の映画も期待を裏切らない演技力でした
当然、トムハンクスは「主演」ですが、
海賊役の4人の名も知れぬ黒人の俳優達が、
実は本当の「主演」なんではないでしょうか?
そう思わせるほど、すごい迫力ある演技に、脱帽。
「映画の世界」でありながら、本物の海賊に脅されている恐怖が、
スクリーンを通り越して感じました。
観ている私自身までもが、「殺されるんじゃないか」と錯覚に陥るほどの、ハラハラ、ドキドキ・・
心臓の弱い方やお子さんは観ない方が良いと思います。
実は、監督さんの指示で撮影当日まで、
海賊役の役者達と一切「顔見せ」もなく、
いきなりの襲撃シーンで、初めてトムは彼らに会ったそう。
その「恐怖」ったらなかったそうです
船長役のトムのびびった顔、あれはマジでした
そして、大型船から、小さな救助船に船長が誘拐され、繰り広げられる世界は、
閉所恐怖症の私にとっては、耐え難いものでした。
あの畳2畳ほどの狭い空間の中で、銃をこめかみに当てられ、監禁され、
まさに究極の恐怖の時間が、刻一刻と過ぎて行くのですが・・
そんな中、映画の中で海賊のリーダーに「黙れ!殺すぞ!」と脅されながらも、
時折、ぺらぺらと話をする船長のトム
なんて、空気読めないのかしら・・
(いるのよね。こういう人って、どこの世界でも)
お願い!お口にチャック!
さもないと殺されちゃうよ~
そうハラハラ、ドキドキしながらスクリーンを見守る私
もしかして観に行かれる方もいらっしゃるかもしれないので、
ストーリーかこれ以上、お話ししませんが、
実はソマリアの社会情勢をテーマに、重要視した映画であることが、
最後になってわかりました。
日常化するソマリア海の襲撃行為。その海賊のほとんどが、
地元の貧しい漁師だったり一般人なんです。
そうまでして、自分の命を懸けて危ない仕事をしないと、まともな賃金を得ることは出来ない現状。
そして、手に入れた大金の殆どが、親分の懐に収められ、貧しい暮らしの繰り返し・・・
以前、ドキュメンタリーでも見たことがあります。
今回の映画も、実は監督さんは、単なるスリル一杯の映画に仕上げたかっただけでなく、
こういった社会が、今も現実として日常化されて繰り返される恐怖を
描きたかったのではないのかと、思うのですが・・・
みなさん、お時間ありましたら、ぜひ映画館に足を運んでみてください。
おススメの映画の一本です。