実家に立ち寄りお墓参りと形見分けを済ませた妹夫婦は、尾道泊。 そして翌日新幹線で大阪へ寄ってくれた有難き。
ホテルで待ち合わせ待つはずが、妹たちの方が先についていて、地図苦手な大阪の私たち夫婦が迷って待たせてしまった。
私たちの行動は殆どがミナミで、様変わりしたキタは殆ど利用しないのである。
妹達が大阪へ来た時は、駅近のホテルに泊まるので、長女にディナーのお店探してと頼んであった。
夕食を久し振りに楽しむつもりが妹達が泊まるのを知り、長女は瞬く間に「泊まっておいでよ」と早々に手配してくれた。
今はクーポンがつくから絶対お得と、最上階の31階で部屋も近い所にお願いし叶った。 いけいけの長女、有難い。
会いたいし食事だけでも一緒にと、娘二人も仕事の後合流。 4,5年振りかなぁ。
前は中華だったが、高齢者やしと阪急グランドビル31階、世界の創作料理京風ダイニング鍵<京月さん> を予約。
実家での滞在中の様子、お姉さんの心遣い、娘たちの家族のことや、何しろコロナ禍それぞれの行動範囲の制限。
4人娘は毎日グループラインをしているし、娘達も妹とラインで繋がっている。
娘たちが入ると明るくその場の楽しさは倍加する。 と同時に、自分は母親であることを再認識、そして老いを感じる。
京月さんのコース料理、料理もさることながら一枚一枚手作りの器、盛り付けにも作りての心と技、実に素晴らしい。
「食は目から」と言うが、見て味わって感動さえ。 誰もが言う、「どの料理も皆味しいね」
スタッフの対応も良いし、お店の雰囲気、高層からの夜景は格別だし言う事なし、長女には本当に助かる。
妹の旦那さんの誕生日が間近なので、長女はお店にデザートの後サプライズを頼んであった。
テンプレートに書かれた絵と、娘達の思いがけないプレゼントそれぞれ・・2人はほろ酔い・・大喜びである。
トップの写真は、一番下の妹が実家にて4姉妹に、色紙細工の秋をプレゼントしてくれて、千葉が届けてくれた。
中には石灯籠が見えて・・細やかな細工である。
妹も、私達が合流で泊まることを知り「行きたいわぁ」と言っていたが、今度は京都の姉の方角で4人で集まろうよね。
私の5人兄弟もそうだが、夫の5人兄弟、嫁同士もみんな仲が良い。
育ててくれた母たちのお陰、長幼の序をしっかり守っているお互いの家族である。
そしてこの度は私以外、実家にコロナ禍亡くなった母や兄のお墓参りが叶った事。
10年くらい前だったろうか、兄嫁さんが「みくさん、もし母が亡くなってもお墓参りだけで帰らないでね、
家に必ず寄って下さいね」本当にこの度の再会・・感動である。
地元の妹がおればこそ、お姉さんの母へのご苦労も見て聞いて私たちに伝えてくれるから、有難い。
だからお姉さんには感謝しかないのである。
何といっても人は生きてる限り・・夫婦も家庭も、愛和・・仲が良いことに尽きるのではないだろうか。
その為の年月を重ねているのだと思う。
私達の結婚式の祝電に「一生をかけていい夫婦になって下さい」とあった。
22日は”いい夫婦の日”である。 まだまだ・・私たち、道半ば。
妹夫婦はほろ酔い・・移動でお疲れ、もっと話したいけど・・、今夜はおやすみなさい。
昔は、何処でも遠慮がちではあるが、パシャパシャ写真を撮っていた。 だって素適なホテルやお店のレイアウトや。
(何このおばちゃん)ひんしゅくをかいそうで、もう素敵な景色も撮れない。 唯一の残念である