昨日、海の日は、中央体育館でサマーコンサートが恒例になっている。
夫の用事の具合で前日まで行けるかどうか分からなかった。 今年はパス、と思いきや行けることになった。
” さわやかサマーコンサート” 入場は1時、開始は2時、入場までに長蛇の列、20分待った。
平均年齢は60くらいだろうか。 しかし年々、来場者が増えているような気がする。
開始までの1時間、そないにしゃべり続ける夫婦でもないので、本でも持ってくれば良かったと後悔。
いよいよ開始。 大阪府淀川工科高等学校吹奏学部の演奏。
全国大会金賞受賞は24、5回。 何日か前、真夜中のTVで京セラドームで開催された”3000人の吹奏楽”で、
素晴らしい演奏を見たばかりだった。 やはりすごいなぁ。
今年、全日本吹奏楽部の理事長に就任された、ユニークな運びで楽しませてくれる丸谷明夫先生の指揮。
学生の演奏はそれはそれで聴かせながら、観客をも楽しませずにはおかないのだ。
奏者、客席が一体となって、ふるさとを歌う。
この古関祐士先生の作詞、この1番が過去、2番が現在、3番が未来の構成になっていると言う。
200人もの部員がいるらしいが、厳しくもありそれでいて温かい、師弟のの美しさが汲み取れる演奏や語りである。
演奏できない1年生は、最前列で踊りのパフォーマンス、場内の手拍子。
夏の甲子園の開会式”栄冠は君に輝く” を、演奏するそうだ。
樟蔭中学校、高等学校のバトントワリングのみなさんの演技。
笑顔、はつらつ、躍動感、団結力・・見とれてしまう。
入場の時に渡された棒のようなもの、ぽきっと折ると光る。 こう言うものの名前が出てこない・・。
場内が暗くなり、バトンが光り生徒さんたちの描く光と客席の光が織りなす軌跡。
きれいで、幻想的だった。
最後は”大阪市音楽団”の演奏。
やはり大人の演奏と落ち着いてゆったりと聴き入る。 聴かせる・・演奏の主張・・そんな気がした。
指揮者ってやはりかっこいい。
途中、外では雨が降ったのだろうか。 帰りは青空で、雨傘から日傘に変わった。
みなさん笑顔、満足な顔して帰って行かれた。
猛暑が続く中、まさに心にさわやかな風が吹いたコンサートであった。
入場から開始までの1時間、夫が何か工夫があったらいいのになぁとアンケート用紙にそのことを書いていた。