波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

「『蜜蜂と遠雷』リーディング・オーケストラコンサート」~新感覚のコンサートを体験

2018-01-06 22:25:38 | 感動の出来事(ライブ)
☆アッピア夫です。

2018年、明けましておめでとうございます。
正月は1年振りのアッピアと父親のお墓参りも兼ねて、実家でゆっくりと過ごして来ました。

そして、今日は年始めのイベントとして「『蜜蜂と遠雷』リーディング・オーケストラコンサート」
を楽しんで来ました。

「蜜蜂と遠雷」は去年の直木賞と本屋大賞を受賞し、年間ベストセラー第三位となった恩田陸さんの小説です。

去年の年間ベストセラーは、1位「九十歳、何がめでたい」、2位「ざんねんないきもの辞典」、
3位「蜜蜂と遠雷」、4位「うんこかん字ドリル」、5位「騎士団長殺し」・・・

5位の村上春樹を上回り、小説では見事第一位となった作品です。

このコンサートはその「蜜蜂と遠雷」を元に企画されたコンサートですが、
年末に「家入レオ」が出演することで知り、すぐにチケットを予約し本を購入・・・

年末年始の慌ただしい時でもあり、結構分厚い本でもあり、読み終わったのは何と昨日の夜中・・・

日本のとある場所で行われる国際ピアノコンクールを舞台に展開される物語ですが、
コンテストに出場するピアニストを中心に6人もの視点で描かれていて、
登場人物たちの様々な過去や背景や感情が絡み合い、最後までワクワクさせられる物語でした。

また、今日のコンサートは、生まれて初めて経験する新感覚のコンサートでした。
プロのピアニストとオーケストラ、歌手、演劇、ナレーター・・・いずれも超一流の多彩なキャストで、
オーケストラとピアノ演奏、朗読と会話による劇、そして歌・・・と言う盛りだくさんの内容

まだ物語の世界から抜け出せていなかったこともあり、突然小説の中に紛れ込んだような感覚で、
臨場感タップリに飽きることなく最後まで楽しめました。

昔は、アッピアにつき合いクラシックコンサートにも良く行きましたが、
息子の学校の音楽祭以外では、「クラシックコンサートに行くことももうないのだろうな」と思っていたので、
本当に良い機会でした。

全く違う話ですが、今はネットで簡単に買い物が出来てしまうため、
小売り業界の生き残りのための模索が様々なやり方で行われています。

単体商品のお店ではなかなか人を呼び込めないため、色々な組み合わせの複合店が出現していますね。
カフェと書店と家電が一緒になった「蔦屋家電」などが良い例ですが・・・

クラシックコンサートも、単なるコンサートでは今は集客が難しいと聞きます。
小さな子供連れOKのコンサートや、子供が楽器に触れて楽しむような企画も良く行われていますね。

今回のようなベストセラー小説とのコラボや、歌や劇などが融合した総合エンターテイメントであれば、
より多くの人を呼び込めるのでしょうね。
今日は見事に満席で、チケットを予約した時も、翌日に見たらもうSOLD-OUTでした。

また、小説の中で簡単な文章ながらストンと心に落ちた一文がありました。
「いいなあ。ピアノっていいなあ。音楽って、ほんと、いいなあ。」

コンサートを聴きながら、私も全く同じことを思っていました。
「やっぱり音楽っていいよなあ・・・」

2018年1月6日


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2週続けて「『家入レオ』野外LIVE」~夏の夕暮れの涼しい風に吹かれながら

2017-08-11 16:03:33 | 感動の出来事(ライブ)
☆アッピア夫です。

夏真っ盛り・・・夏と言えば夏祭りや夏向きのイベントですね。

先週と今週は、2週続けて息子と一緒に「家入レオ」の野外LIVEを満喫してきました。
息子にとっては「野外LIVE」初体験となりました。

因みに、今人気の「野外フェス」は、一度に様々なアーティストの音楽が楽しめてお得な上に、
飲み食いしながら自由に楽しめるので、音楽好きには楽しいイベントですね。

但し、広い場所が必要なこともあり、遠方の結構不便な場所で行われることが多く、
時間も長いので、それなりの覚悟が必要・・・

さすがに、遠方まで出かけて、炎天下で熱中症と闘いながら音楽を楽しむ若さはもうありませんので、
夏は、近場で好きなアーティストの「野外LIVE」を気持ち良く楽しめればそれで充分・・・

と言うことで、今年はテレビ局主催の「家入レオ」の2つの野外LIVEを楽しむことに・・・
そのイベントに併せて夏休みも細切れに取りました。

まず先週は、フジテレビの夏祭りイベントの中での「めざましLIVE」・・・

日中は暑かったものの、LIVEが始まる夕方には気温が下がって涼しい風が吹き、気持ち良かったです。

単独の「野外LIVE」のいいところは、開放感と併せてアーティストとの距離が近いこと・・・
少し斜め前でしたが、かなり近い場所で楽しむことが出来ました。

そして昨日は、テレビ朝日の夏祭りイベントの中での「サマステLIVE」・・・

一日中どんよりした曇り空でしたが、心配した雨にも降られず、こちらも涼しい風を感じながら
気持ち良く楽しめました。

こちらのLIVEは「アコースティック」がテーマということで、前回とはまた違う雰囲気で、
「アコースティック」が好きな私にとっては、生音も存分に楽しめました。

更に、なんと「前から3列目の真正面」と言うかつてない好位置・・・

彼女は、コンサートではいつも観客の目を一人一人しっかり見ながら歌います。
今回は、位置も良かったためか何度も何度も目が合い、密かにテンションが上がりっぱなし・・・

そして、何とアンコール曲の最後には、なぜか私がじっと見つめられたままLIVEが終了となりました。
ついに、私のテンションはマックスに・・・

たまたま巡り逢った偶然のLIVEで、純粋に彼女の曲の良さと声と歌の上手さに惚れ込み、
また、彼女の音楽に対する取り組み方や人間的魅力にも惹かれファンになったのですが、
今回は、完全に彼女に心を持って行かれました。

終演後は、ひとしきり息子にその話をしながら帰ったのは言うまでもありません。

★「俺は、そんなに目が合わなかったよ」
☆「彼女にじっと見つめられるには、君はまだまだ若すぎるかな・・・」

勝手なことを言っていますが、周りがほとんど大人で身長的に埋没してしまいがちな息子としては、
不利は否めません。

息子はこれからの人生で女性に見つめられることも多々あるでしょうが、
私にはその機会はほぼないので、今回だけは勝手に舞い上がってもいいよね・・・?

2017年8月11日


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「藤原さくら初の全国ホールツアー」~成長過程のひたむきさが気持ちいい

2017-07-28 23:19:09 | 感動の出来事(ライブ)
☆アッピア夫です。

先週土曜日、息子と「藤原さくら」初の全国ホールツアーの最終公演となるコンサートに行きました。

メジャーデビューしてまだ2年の若干21歳・・・
まだまだあどけなさの残る彼女ですが、既にしっかりと独自の音楽の世界を持っています。

カントリー、ジャズ、ブルース系の音楽をベースとした独特のポップなメロディと
少し低めのスモーキーな声・・・

今回は5月に発表したメジャー2枚目のアルバムの曲を中心としたコンサートでしたが、
マイナーコードの曲も多く、じっくりと聴かせる曲が多いのが彼女の特徴です。

彼女のコンサートは、基本的にアンコールまでは立ち上がらず座ったままじっくりと聴きます。
アンコールで「皆さん、立ちましょう!」と言う合図で、最後は盛り上がって終わるのですが・・・

じっくりと聴かせる曲が多いので、彼女の曲を聴いていると無性にお酒が飲みたくなるんですよね。
隣で聴いている息子に大きな声では言えませんが・・・

また、MCも独特で面白い・・・飾らない天真爛漫なキャラクターが存分に発揮されます。

最近は、その天真爛漫なキャラクターが買われて「ポンキッキーズ」のMCに抜擢されたり、
ナレーターをやったり、多方面での活躍が増えてきています。

コンサートの中で、彼女が話していたこと・・・

F「ポンキッキーズのMCなどは良い悪いではなく、そう言うチャンスを貰えることに感謝している」

彼女のキャラクターは子ども向け番組にはうってつけだと思いますが、
やはり彼女はシンガーソングライター・・・本来やりたいことではないのでしょう。

また、ドラマを経験したことで、曲作りにも変化があったことも話しました。

F「これまでは、『自分がどう思うか、自分がどうしたいか』や、実体験を元に歌詞を書いていましたが、
「演じる」ということをきっかけに、第三者的な視点で歌詞が書けるようになりました。」

彼女は、これからも色々なことを経験しながら、それを糧にシンガーソングライターとして
成長していくのでしょうね。

F「今は、こうやって色々なチャンスをもらえることに感謝し、何にでも挑戦して行こうと思っています」

こう言う成長過程のひたむきな姿は、見ていて本当に気持ちがいいですね。
最近は、若い人がどう成長していくのかにもの凄く興味があります。
自分の息子も含めて・・・

若い頃は、人の成長などには興味がなく、自分がどう成長するかが最大の関心事だったので、
人の成長に喜びを感じるのは、きっと歳を取った証拠なんでしょうね・・・

2017年7月28日


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「家入レオ『デビュー5周年記念コンサート』」~息子の武道館デビュー

2017-05-27 14:43:40 | 感動の出来事(ライブ)
☆アッピア夫です。

「naginagi」さん、「ハナ」さん、コメントを有難うございました。
自分、家族、日常、友人・・・全てがかけがえのない大切なものですね。

そして、かけがえのないものはいつまでもそこにあるとは限らない・・・
いつもアッピアがそう気づかせてくれているように思います。

さて、その日常のひとこまですが、ゴールデンウィークにハシゴしたコンサートのもう一つである
「家入レオの『デビュー5周年記念武道館コンサート』」・・・

「家入レオ」のファンになったのは、つい2ヶ月前・・・しかも息子と一緒に大ファンに・・・
きっかけは、「藤原さくら」を観るため行った「家入レオ」「大原櫻子」との競演コンサートでした。

それまで彼女について知っていたのは、
「高校生シンガーソングライター」として、「サブリナ」と言う曲でデビューしたこと・・・
レコード大賞の「最優秀新人賞」や「最優秀作品賞」を獲ったこと・・・
昨年、新曲を出した直後にテレビで何度か見かけた・・・と言う程度。

また、これまでの彼女の印象は、
つり目で男の子っぽい顔つきが「ライオン」をイメージさせるので、名前が「レオ」なのかな・・・
なかなか曲もいいし、とにかく歌が上手いな・・・
若いのに、落ち着いていてしっかりした子だな・・・と言う程度。

この程度の知識と印象で、ほとんど先入観がなく観たコンサートで完全にやられました。
息子も同じで、二人してコンサートの後は「やっぱり『家入レオ』でしょ!」・・・
改めて音楽はテレビやラジオだけでは充分な魅力が伝わらないものだと確信しました。

そのコンサートの中で、2ヶ月後に「デビュー5周年記念武道館コンサート」があることを知り、
帰宅後すぐに予約・・・残っていたのは「ちょっと観づらいかも席」しかなかったのですが、
ぎりぎりセーフでチケットをゲット・・・(実際、特に観づらさは感じませんでした)

それからは、発売済みのCDアルバム全てを購入し、毎日彼女の曲を聴きこんだお陰で、
「5周年記念コンサート」を存分に楽しめました。
息子にとっては記念すべき武道館デビューともなりました。

彼女は両親の仲が良くなかったのか、幼い頃は親戚の間を転々として過ごし、
愛に飢えた思いで「サブリナ」と言う曲を創り、高校生の時に家出同然で上京・・・

最初の頃の曲は少し陰のある曲が多かったのですが、最近は明るく前向きな曲が増え、
彼女の豊かな才能が、多感な時期からの成長と共に素晴らしい音楽性へと発展しています。

彼女は、コンサートの中で、これまで自分を決して認めてくれることのなかった父親が、
初めて観に来てくれたことを話しました。
「デビュー5周年」「初の武道館コンサート」・・・
彼女にとっては、それ以上に特別な意味を持つコンサートになったようでした。

これからも「家入レオ」、「藤原さくら」、「セカオワ」のそれぞれの音楽を楽しみ、応援していきます。
こうやって、息子と一緒にコンサートを楽しめるのも本当にかけがえのない時間です。

2017年5月27日 アッピア夫


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親子で感激の「藤原さくら」の初ライブ~息子のライブハウスデビュー

2016-10-29 02:21:33 | 感動の出来事(ライブ)
☆アッピア夫です。

この火曜日、仕事上がりに学校帰りの息子と待ち合わせ、ライブハウスに行きました。私としては約10年振りで、息子にとっては記念すべきライブハウスデビューとなりました。二人とも大好きな「藤原さくら」を中心に今売り出し中の全5組の集合ライブでしたが、何と最前列で観ることが出来、息子にとっては最高のデビューとなりました。

3番目に登場した「藤原さくら」・・・3曲のオリジナル曲と、ドラマの中で発表された「Soup」、そして「スタンド・バイ・ミー」のカバーと、25分と言う短い時間でしたが、二人とも初めて聴く「生さくら」に大満足・・・「手が届きそうな距離で、しかも目が合った!」と息子は大感激・・・

因みに、私はベン・E・キングの「スタンド・バイ・ミー」が大好きで、アッピアとの結婚式でもお色直しの新婦退席の時にも流しました。「行かないで側にいて!」と、ちょっとシャレを利かせたつもりで・・・

息子と一緒にドラマをきっかけにはまった「藤原さくら」・・・スモーキーで癒される歌声に惹かれ、自作曲にも魅了されて発売されている三枚のCDをまとめ買いし、今でもずっと聴き続けています。自分の娘でもおかしくない位の20歳の若いシンガーソングライターですが、その才能とナチュラルで自然体な雰囲気に惚れ込み、ずっと応援して行こうと思っています。

今回のライブ来場者は多分2,000人位・・・その中でも私と息子は2列目という好位置で観ることが出来ました。平日と言うこともあり9割方10代後半~20代前半の女性・・・ちらほらと若い男性も見かける中でおじさんは私を含めて数人、中学生位の子供は他には見かけませんした。

開演まで約1時間待っている間に、前の最前列の高校生か高校卒業したての女子5人組と仲良くなり、彼女らのファンのアーティスト出番の時に後方にいる友人二人を我々のところに合流させてあげる代わりに、藤原さくらの番に最前列を譲ってもらうことになりました。

騒がしいながらも彼女達のテンポ良い愉快な話にいつの間にか入り込み、色々と話をしてしまいました。関西人気質の私はこう言う時、せっかくの出会いを活かさないともったいないと、年齢性別を問わず溶け込んでしまいます。これまで新幹線や飛行機で隣に乗り合わせた方とは余程話が合わなそうだと思う人以外とは、その場限りの会話を楽しみます。

実は、息子の学校では今週は中間テストの真っ最中・・・そうした中、勉強そっちのけでライブに連れ出すなど、アッピアがいたらきっと却下されていたかも・・・

自分が中学生の時に、スターウォーズを始めたくさんの映画に出会い、多ジャンルの音楽に触れ、色々な本を読みました。私のライブデビューは大学生になりたての頃、たまたま機会のあった「シーナ&ロケッツ」でした。それをきっかけに国内外のアーティストのライブやコンサートに数多く出かけました。息子にもそう言う素晴らしいものと出会うきっかけを作ってあげられたらと思っています。

「この臨場感はいいだろう?」「良かった~最高!」・・・今回は息子に良い機会を与えられたかな?

2016年10月29日 アッピア夫


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