診察と、嬉しい再会

昨日（木）は、旅行後初の通院。実は、心身が弱っていた私は、ここ３週間ほどダンナに
通院付き合ってもらっていました。しかも車で送迎付き。でも旅行で少し自信がついたのか、
昨日は電車で往復できました。

【主治医診察】

まずは西表島のおみやげを渡した。モスグリーンの文字の入ったＴシャツ、
もちろんサイズはＸＬ！大丈夫ですよね？

「ハハハ、大丈夫ですよ、ＸＬでいいです。どうもどうも・・・。」

「おかげさまで、楽しかったです。体調も崩さずにすみました。行って良かったです。」

「それは良かった良かった。」

「あ、でも帰った日の夜に、術側の左手に蕁麻疹が出て、腕全体に広がってしまったんで、
あわててリンデロン（ステロイド）塗って冷やしました。」

「それでいいですよ。完璧な処置です。ここにきても同じことやりましたから。」

しこりを見てもらう。

主治医　「まあ、急激に大きくなっていることもなさそうだし。ここに、小さなつぶつぶが、
　　　　　これもそうです。」

私　　　「・・・。これそうなんですか、皮膚転移増えてるんだ・・・。」


ま、いいや、まだ小さいし。今更大勢に影響なしか。でも増えてるんだ・・・。
マーカーは、CEA　6.8　微増。

主治医　「ここがスタート地点で、徐々に下げていくことを目標にしましょう。
　　　　ところで、キャンプはいつもどの辺に行くんですか？丹沢でしたっけ？
　　　　ウチもそろそろ始めたいな、と思って。アッピアさんのとこは道具とか全部揃って
　　　　るんですか。ぼくも昔山やってたんで、キャンプわかってるつもりでも、また山のとは
　　　　違いますよね。」

あれれ、私の様子に少し余裕を見たのか、急にキャンプの話に。主治医の娘さんはウチと同じ小2。
ひとしきりその話題に花が咲く。和やかな時間。

旅行1週間前にウィークリーパクリ試運転の1回目投与。今日から本格スタート。
脱毛は始まっていて、そろそろバリカンかな。今日ネットで付け毛と家用綿帽子買いました。

【精神科診察】

ひとしきり、旅行が楽しめて行って良かったこと、少し自信が持てたことなどを話す。

精神科医　「病気や不安に向き合いながらも、でも旅行も楽しむことができた、と思えたことは
　　　　　　大きな収穫だと思う。良かった。しばらくは、きれいなお魚さんや星空の余韻に
　　　　　　浸ってください。
　　　　　　パキシルは今日から20mgにしましょう。」

私了解。もっとラクになれるかな。

【再会】

薬局に行く途中、女の人に声を掛けられたので、道を聞かれるのかなあ、と振り向いたら、
なんと丁度1年前、肝転移切除で入院していた時の、同室の方でした。
2人部屋だったので、ワールドカップで盛り上がってたっけ。
彼女は年齢も近く、今回初期で温存手術で抗がん剤はなしで、今ホルモン療法してるけど、
ホトフラなどで体調維持がたいへんみたい。初期でも治療でそれぞれ苦労はあるんだ。
今までの主治医が異動で、今回私と同じ主治医になったとのこと。

私　「あの先生は、存在そのものが精神安定剤なのよねえ。」

彼女　「そうそう、なんかクマさんみたいよね。」

同感～。

彼女　「アッピアさん、元気そうじゃない、顔色も良いし。」

少し前までうつ状態だったのに、そう言われて少し嬉しかった。
お互い頑張ってまだまだ元気でいましょうね。嬉しい再会でした。

【痛み】

昨日点滴終わったあたりから、骨転移してる肋骨の肩甲骨側が痛い。
ロキソニン、オキノームと痛み止め立て続けに飲んでも効いてこない。
今日も痛い。昨日より多少ましなので、明日はもっとラクになってるといいけど。
昨日主治医に、「痛みはコントロールできてます。」と胸を張って言ったばかりなのに。
薬が効かないのはキツイな。そういえば、GWのキャンプの後も痛くなったっけ。後からくるんだよね。
こうやってブログ書いて気を散らしています。深刻にならなければ、痛みもそんなに辛くない。
やっぱり「気持ち」で左右されるんだね。心の健康が何より大事だわ。



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