トモエデンキの屁の突っ張り

関西では役に立たないことを「屁の突っ張りにもならない」と言いわれますが、そんな倉敷の電器店ブログです。

「押し間違えやすい東芝テレビのリモコン」の巻

2022年07月12日 | 店主
ご高齢のお客様より


「お宅で昨年アンテナを取り付けてもらったんだけど、突然テレビが映らなくなった(`Д´)」


テレビ画面には

「アンテナの接続受信状況を確認して下さい」

と表示されたみたい



少しご立腹な様子で急ぎの修理依頼があり


電話でのやりとりでは、一方的にアンテナ工事が原因と思い込んでおられ


急ぎの用事を済ませて訪問




さっそく、テレビを確認すると




なるほど


俗に言う「砂の嵐」状態


アナログ放送から地デジ放送へ切り替わった時代に購入された液晶テレビ


どのメーカーもリモコンに地デジ放送とアナログ放送の選局ボタンがあります。



状況は直ぐにわかりますね



地デジ放送ではこのように「砂の嵐」にはなりません、真っ黒になります。


これは、リモコンの


(画像はお借りしました)



「アナログ放送」のボタンを押してしまったのですね




東芝の液晶テレビのリモコンでちょくちょくありますよ



なぜか


(画像はお借りして編集しました)


それは


地デジとアナログの切り替えボタンに原因があります。







一般的には、地デジとアナログのボタンはそれぞれ独立して別れていますが、東芝のリモコンは







一つのボタンで右を押せば地デジ、左を押せばアナログ


文字も小さくわかりにくい


何かの拍子に指が当たりアナログに切り替わってしまっても、リモコンのアナログ放送のボタンを押したと言う実感がないため


普段はアナログ放送なんて観ることないから、突然「砂の嵐」になり電波が受信できない旨のメッセージがでればアンテナを疑うわなぁ



わかればなんてことないのですがねぇ



しかし、残念なのはお客様の態度


操作間違いはあきらかなんですが、「わざわざ来てもらってすみません」の詫びもなく、ありがとうのねぎらいすらない


アンテナ工事をしたのだから来て当然と思っているようだ


店から近いが付き合いは修理か工事のみのお客様



別にたいしたことではないが、テレビが観られなければ困るだろうと忙しい合間をぬって訪問したからねぇ・・・


たしかにアンテナ工事はさせてもらったんだけど・・・



まぁ、いいけど(-。-;)



なんかスッキリしない1日になった。



放送会社さん、視聴者が間違ってアナログ放送を選んだら


「アナログ放送は終了しています。地デジ放送に切り替えてご視聴ください」


そんなメッセージを出してくんないかい





きょうはここまで



つづく