ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

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Autre Ne Veut - Anxiety

2013-05-23 19:58:30 | 洋楽レビュー/感想 2013
洋楽レビュー/感想。
レトロでありながらモダンに洗練されている、
アーバンで大人向けのR&B要素強めのインディーソウル/シンセポップ。


◆Autre Ne Veut - Anxiety
ローファイな80年代のシンセポップを髣髴とさせる世界観に、
モダンで華やかに洗練されたアレンジが加わった、
アーバンで大人向けのR&B要素強めのインディー/ソウル/シンセポップなんですが、
ファルセットを多用したセクシーなボーカルは、
独特の色香が漂っていて素晴らしいですし、
↓に貼った曲のホーンの入れるタイミングなど筆頭に
音/楽器の使い方や鳴らし方に音の足し引きのセンスは抜群で、
曲がフックだらけで凝りまくりで、
聞けば聞くほど凄みとセンスに溢れてますね。

明る過ぎず暗過ぎない落ち着いたメロディーも良い感じですし、
電子音だらけで無菌室のようにストイックで冷たい音世界なのに、
薪ストーブの前に居るような暖かみを感じるのも興味深く、
レトロでありながらモダンに洗練されて、
チープさもあるのにアーバンに聞こえるという
独特で不思議な雰囲気が実によいよい。

ただ、文句の付けようが無い前半と違い、
中盤以降はツインギターでハモったり、
モロに少し前流行った感じのR&Bそのまんまだったりと、
露骨過ぎる部分がありますし(皮肉なのかもですが)、
今回貼った2曲がずば抜けてる印象があり、
最後まで聞いた時に微妙に物足りなさを感じるかも。
まぁこの辺は好き嫌いなんでしょうけど。
個人的には今年前半のソウル/R&B作品ではRhyeの作品と並んで重要作だと思う。

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