法要が始まる前に通される和室。
巨大なテーブルにびっくり。
和菓子とお茶をいただく。
手前に見えるのは、お供えの果物と位牌と遺影
ジェンギンスが亡くなって、もうすぐ1年です。
この1年間私はジェンギンスのことをずっと思って生きてきました。
人の一生は、とても重い物です。
もっともっと幸せにしてあげることが出来たはずなのに、
人って言うのは、自己中心なものだから
最高の幸せを感じさせてあげることはできなかったな。
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お寺さんに予約を入れたのが最近なので
空いている時間は少なく、遅い時間で、
本日の 2月1日 日曜日 午後3時からの法要となりました。
滞りなく済んだとお思いでしょうが、
済みませんでした。
まあ、仲の良い私たち姉妹なのですが、
姉が最近私のことを誤解してて、お腹立ちのようすで、
その現れが、これですよ。
遅刻
わたしは、物事の30分前行動なので
約束の時間には遅れません。
だから、わたしの家族に文句を言われつつ
30分前にお寺に到着しました。
間もなく3時の開始時間となるとき
姉から、「 いま、調布だから先に始めてて 」 とメールが入った。
この重要な行事を甘く見られたな。
今日の出席はたった6名なのに、
お坊さんは6名揃うまでなにも言わずに
開始をしないという配慮があって、3時をすぎたのに
本堂への誘導をせずに待っていてくれている様子だ。
3時20分過ぎて姉が到着
3時30分過ぎて義兄が到着
3時45分過ぎて姉子供が到着
法要は30分も遅れて、開始となった。
体が震えるほど嫌だった。
でも、顔には出さなかった。
お坊様とジェンギンスに申し訳なかった。
こちらが遅れて申し訳ないのに
お坊様は
「 本日はこのような遅い時間しか取れず
申し訳なかった 」 と謝ってくれた。
出来たお方だ。
遅刻しても、本日最後の法要だから気にしなくて良いと
おっしゃって下さいました。
出来たお方だ。
6人しか居ないから
お経も短く、
最後はお坊様と、お話を長くした。
きょう、出席出来なかった母を気遣ってくだったり
ジェンギンスが生きていた時代の背景と、
ジェンギンスが真面目に働いていた話しをしてくださった。
すっごく、悲しくなった。
涙が出そうになったんだけど、
そのあと、お坊様は
何かを悟ると涙というのは、自然に溢れてくる・・・とか
言ったので、私のことかと思った。
家族には黙っていたが
この本堂でわたしは、激しく霊を感じた。
あの、霊が居る時の気持ち悪さが
襲ってきていた。
誰だ!!
お坊様は、最近のご時世の話しとか
姉の仕事柄、このように生きて欲しいとか
お話をされて、
何か、お話ししたい事はないか?と
一人一人の顔を見た。
みんな、無いと言ったが、
チョコパントークが始まった。
「 わたしは、大学4年で、就職の内定をもらっているんですけど
その会社を辞めたいのです。
でも、母は だったら家を出ていけ とか言うし
(さっきお座敷で会話したのです)
どうしたらいいですか 」
お坊様は、石の上にも3年
という例をあげて、やめてはならないことをお話ししてくれました。
また、後2ヶ月の時間を仕事探しに当てるのも、ひとつの生き方だ
ということも話してくれました。
嫌だからすぐに止めるようなことはいけない。
すぐに止めるひとは、今後そのレッテルが
ついて回るし、そのような人を採用したい会社は無いであろうし
辛抱し、修行をするのは大切なことです。
・・・・
昨年、私がお坊様に電話をしてジェンギンスの様子を
お話しした時、
「 ひとりでみんなやってこられて、大変でしたね 」と
なぐさめてくださった。
南禅寺で修行を積んだ偉いお坊様だとお聞きしているが
悟りの境地だな。
わたしもいつか、仏の道を歩もう・・・
イエスキリスト様も、好きであります。
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この日は、風が冷たく吹いてとっても寒かった。
本堂も寒かった。
お墓参りも寒かった。
8月に墓参りして、久しぶりのお墓でしたが
8月にお供えした造花の花が
とっても綺麗にお墓に彩りを添えていました。
お線香に火を付けて
持参した花を生けて
ミルクコーヒーと紅葉まんじゅうとゼリー飲料を供え
絵ロウソクを飾って、
寒さに震えながら、水を掛けたり拝んだり
記念撮影をして早々に終了。
午後4時40分。 墓参り終了
雑巾で掃除をする元気もありません。
何もできません。
お塔婆を一ついただいたので立てた。
母が 塔婆を申し込むように言ってたけど
49日の時も今回も、お寺でもう作ってあったから
そういうことなんじゃないのかなぁ?
お寺からの指示も無かった。
8月のオセガキエの時は、3000円で申込書がわたされるし。
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このお寺がある駅周辺には
おそば屋が一軒あるだけです。
今回もここのお座敷で会食、6名
3人がビールを飲んで
天丼や蕎麦やうどんを一人2品は頼んだ。
お留守番の母が1万円くれたので
それで支払った。
お布施の3万円も、母が出したいと言うので
ジェンギンスの貯金からではなく、
母の年金から出してもらった。
母は暖かくなったら
お墓参りに連れていってあげる。
あわただしく、寒い一周忌でした。
今度一人でまた、お墓に来ようと思いました。
おとながいっぱいいる間は、法事など簡素化することも出来ず、大変でしょうね。
わたしは、たった一人で決めているので、思い通りです。 わがままし放題・・・
この一年のみるき~さんの気持ちを思うと胸が熱くなります。
家は、主人が義母の長男で、義父の長男がもう一人いますが、ほぼ夫が全ての中心で、義父に限らず、親戚中で必ず、何かしらのお役があります。義母の親族が多いので、義父の法要は、一仕事でした。次回は13回忌。家のほうはお塔婆を出席者の一家庭一体申し込んでいました。こちらではそういうものみたいです。お施餓鬼のときは、兄弟だけだったでしょうか?いろいろと宗派で違うから大変ですよね。
お嬢様、きっと、お話が心の落ちて、がんばられることでしょうね。
37年間もの長い間、わたしは甘く生きてきたモンです。
チョコパンのアホ精神にはがっかりです。
アホじゃないなら、就職するはずです。
あと、2ヶ月・・・あいつは今頃温泉に浸かっています。
仏教でも宗派によってほんとに作法が違いますね。実家の宗派ではお布施を参列した大人一人ひとりで用意するんです。墓碑銘も○○家之墓ではいけないそうで。
また夫の実家の宗派では、お線香も立てるものと思ったら、半分に折って横に置くというのですよ。
お作法がわからないので、大変です。
私はなんでも気持ちがあればそれでいいと思っています。
チョコパンさんのこと、お寺のお坊様のおっしゃるとおりだと、私も思います。
入る前から辞めるなんて、もったいないです。世の中甘くないですから、石の上にも3年です。
墓石に水を掛ける習慣はありますが、いけないんですか・・・まだ、知れ渡っていない事ですね。 今回お墓に到着したら、お墓の前にお寺の桶でお水が用意されていました。
わたしは、アレコレ飛び回っていたので、お水を掛けることは出来ませんでした。
それで良かったんですね。寒いしね。
チョコパンのプー太郎の意志は困っちゃいます。 せっかく難関を越えて入れた会社を今頃辞めたいとは、プー太郎以外の何者でもありません。
人生、死ぬまでいろいろありますね。
ジェン氏は「冷てぇ!」って、ビックリしたかもwチョコパンちゃん、会社辞めたいの?
今時のご時世で、そりゃ自殺行為だよ。
とりあえず3年、だね。お坊様が諭してくださってよかったですね。
私の兄は宗教学なんぞをやってる人だけど、年収が100万しかなくて、今の契約(大学の講師)が切れたら路頭に迷うかもしれません。周りには鬱病になった人が大勢いるそうです。兄も今その鬱の気配と戦っているようです。