東日本大震災から２年

改めて震災でお亡くなりになった方のご冥福をお祈りいたします。

あの時、私は『当たり前の日常』の、有難さを強く感じ、あの寒い毎日の中、暖かい部屋にいられる自分を申し訳なく思ったものです。
募金をしました。
スクールバックを作って被災地の子供たちに送りました。
ハートをたくさん作って託しました。

私はあの時から、
『いつ、当たり前の日常がなくなるのかわからないんだ。』
と考え生きてきました。

それまでの暮らしから変わった事
※原発事故が恐ろしかったです。ホットスポットという言葉を毎日聞きました。
水が危ないと散々言われました。
多摩川もどうなのか？さっぱりわかりませんが、少なくとも、将来のある娘達には悪い物をなるべく体に入れたくないと思ったので、水を買う生活をするようになりました。
重たい水を階段で運んで、ギックリ腰を起こした事もありましたね(苦笑)
※少しの食材で料理を工夫する事、出来合いの物はなるべく買わない、毎日、毎日野菜を刻み、煮て、炒めて、簡単だけど手をかける料理をしています。
これは、後に毎日の節約につながりました。
※備蓄をする事
あの震災の後流通が滞り物が一気に買占められました。トイレットペーパー、お米等あっという間になくなりました。私は必要な物だけを買い求めましたが、特にお年寄りは不安が大きく、暇(笑)な事もあり、スーパー、ガソリンスタンドに並ぶ人は、お年寄りと主婦が多かったです。
今後またいつそんな時がくるかはわからないので、必ず一つは余分に買っておくようにしました。
お米が一袋あれば、１０日は持つでしょう。
いずれ買える時は来るのです。
…と、今スーパーの棚の充分な在庫をみて思います。

今日『行ってらっしゃい。』と、送りだした家族が当たり前のように帰ってくる保証はないのです。
でも、それを考えはじめたら健やかな毎日は送れません。
だからせめて『行ってらっしゃい。』
と気持ち良く送り出す事だけはなるべくしています。

震災の後流行った歌があるそうです。
『アンパンマンのマーチ』
ネットで検索して読んでみてください。涙が、出ますよ。

私は周りの人にとっての『アンパンマン』になりたいと最近思ったりしました(笑)