今日は北斗の2回目の月命日です。
あまりにも唐突な別れでしたが、今は賢く健気だった北斗らしいと思っています。
北斗は私たちの状況を汲んだのかもしれないのです。
2010年11月20日
離れて暮らす老親四人、それぞれが年相応の心配を抱えています。7月には母が数日入院し、どうしても北斗に留守番をさせなくてはならない日がありました。
出かける前には北斗に事情を説明し、「急いで帰るからちゃんと待っててねー」と頼み、帰ってくると「ごめんねー、良い子だったねー」と話しかけていました。
老親のだれかに万一のことが起こったら北斗をどうしよう?北斗のケアをどんな段取りで整えたらよいのか?もし泊まりがけになったらどうしたらよい?夜中に悶々としたことも何度もありました。
北斗にはいつも「お姉ちゃんはほっくんを絶対に守るからね。どんなときでもほっくん優先でがんばるからね」と話していました。本気で北斗優先でした。そして、絶対に重なることはないようにと祈る思いでした。
亡くなった当初、北斗はそんな状況をわかっていたのかもしれない、「お姉ちゃん、僕を優先なんて、道を外れたことしたらダメだよ」と思ったのではないか、だからこそ今のうちに…と思ったのではないか、そんな風に感じていました。
でもでも、老親それぞれ落ち着いている様子でもあったので、あんなに早くに旅立つ必要はなかったのに~とも思っていました。
それが、11月に入った途端、想像が真実だったような状況になっています。
私の両親がいよいよ覚束なくなり、急遽こちらに来て一緒に暮らすことになったのです。
それが決まったのは11月8日。北斗の四十九日の翌日のこと!
まるで北斗が計ったような展開です。
同じ日の夜 北斗とミルの心温まるツーショット
以前にも記しましたが、北斗は実家の父にプレゼントしたワンコでした。
こちらに連れてくるまでの8年間、父と母にとてもかわいがられていました。朝は母と散歩し、夜は父と、庭では自由を謳歌し、伸び伸びと半生を過ごしました。
そんな北斗、きっと実家の両親に恩返しをしたかったのではないのかな・・・?
だから、あのタイミングで旅立ったのではないか、そして、この世には留まらずに一気にお空に行ってしまったのもお空で色々と画策するため、そういう理由だったからでは???
北斗が亡くなったあとのほぼ40日間、私たちは北斗への想いにドップリと浸かることができました。
そんな時間まで与えてくれた北斗、ちょっと出来すぎ、カッコ良すぎますね♪
きっと今頃はお空でニコニコしているのかな?
お空ではこんな笑顔かしら?
いつか必ず、私たちはもう一度北斗に出会います。
北斗、大好きだよ、愛しているよ!