先日、地元新聞に、“やぶ椿と水仙の里”のスイセンが見ごろとの、記事が掲載されていました。海を見下ろす斜面に、一斉に開花するスイセン。これは被写体になりそうと、出かけてみることにしました。
途中、噂に聞く、グリーンラインの展望台、中川美術館、それから久しぶりに、あぶとの観音様も訪ねることにしました。
ナビをわかりやすい中川美術館にセットすると、鞆町経由での案内が出ました。しかし残念、鞆からの急な山道は、以前の大雨の影響でしょうか、通行止めになっていました。
やむを得ず、鞆町の悪名高い町並みの中の細い道路を通行するはめになってしまいました。
その大変さを知り、ほとんど通ったことがなかったので、とても緊張しました。
早く、山側のトンネルの完成が待たれます。
グリーンライン 後山公園展望台
やっとグリーラインに乗り、目的の後山公園展望台に向かう途中、何箇所か見晴らしのよいところがあり、度々停まって撮影しました。
中川美術館は定休日のようでしたが、公園には、保育園の園児や何組かのファミリーの姿がありました。
若い桜の木が何本も植栽されていて、これから楽しみなスポットになりそうです。
ただ、イノシシが至るところの地面を掘り返して悲惨な状態になっていたのが残念です。
グリーンライン上の整備された展望スペース
鞆の浦 正面が仙酔島 残念ながら常夜灯は見えない
内海大橋が見える
後山公園展望台 360度のパノラマビュー
穏やかな瀬戸内海 霞んでいて残念
東屋で休憩もできる
阿伏兎観音
あぶとの観音様も数十年ぶりでした。拝観料は100円でした。崖の頂上に建つ朱色の観音堂は、国の重要文化財に指定されています。
臨済宗妙心寺派の寺院で、正式には磐台寺といい、阿伏兎岬にあるので阿伏兎観音と呼ばれています。安産や子宝の観音様として知られています。
回廊は自由に歩くことはできますが、欄干が低く、おまけに外側に傾斜しているのでどうしてもおよび腰になってしまいます。
急な岸壁の上に建つ阿伏兎観音
観音堂は国の重要文化財 毛利輝元が建立
固そうな岩盤の上に建っている
美しい朱色の回廊
欄干は低いし、外側に傾いているので歩くにも注意が必要
下を覗くと足がすくむ
奉納された「おっぱい絵馬」
美しい社殿
やぶ椿と水仙の里
次に向かったのが、本日最後の目的地、「やぶ椿と水仙の里」です。
内海大橋を通り、田島に入ると、要所、要所に案内の看板が出ていますが進むにしたがってだんだんと不安になってきました。細い道、案内板が見えなくなると、この道で合っているのだろうかと心配すること、度々です。
何とか無事に到着。海岸辺りのなだらかな山裾に広がるスイセンの里です。資料によりますと、この地には、昔から樹齢300年のやぶ椿と約10万本のスイセンが自生していたそうです。
新聞で紹介されていたのは、もうずいぶん前、見ごろはどうかと心配していましたが、一見すると、概ね終わっているように見えました。黄色の花を付けた大きな木があり、たまたまそこにいた女性の入園者に、「この花はなんでしたか?」と話しかけると「ミモザです」と教えてくれました。「スイセン、もう終わっていますね?」というと、「向こうの斜面の木陰にはまだまだ咲いていますよ!」とのこと。
そちらには、何本かの河津桜のピンクの花が満開で、黄色や白のスイセンとの対比がとても美しく感じられました。
エントランス
ミモザが満開
ヤギも飼われていてさながら小さな動物園
野鳥がいました。スズメかと思いましたがどこか違う、ホオジロでしょうか?
こちらは、人懐こいジョウビタキ
園内には、なぜかヤギも数匹飼育されていて、のどかな景色が広がっています。河津桜には、メジロが蜜を求めて次々とやってきます。
先客がいたので、近くでの撮影は遠慮しましたが、桜とメジロの撮影は初めての経験で、得をした気分になりました。
帰りに、入園口で、地元産品を売る女性の方に話を聞きました。気のなっていたのはやぶ椿のことでした。「やぶ椿はどこにありますか」「あちらに」と指さされた方向に目をやると太い幹のやぶ椿が1本ありました。
スイセンと河津桜と海
スイセンは5種類 永く鑑賞できるように早咲きと遅咲きの品種が植えられています
美しい河津桜
桜とメジロ
桜とメジロ
もう一枚
もう一枚
手前には、枯れた幹がありました。台風や天候不順により枯れてしまったとのことです。
スイセンは早咲き遅咲きと考えて植えられているようです。
印象的だったのは、やはり河津桜で、もっともっと本数を増やし、“河津桜と水仙の里”にしてはどうでしょう。
そして、この田島とお隣の横島は、グーグルなど上から見ると、二匹の魚がキスをしているように見えることで知られています。
これらをヒントに“恋人の聖地”にしてはどうでしょう。
と思ったら、すでに地域活性化事業として、婚活事業がなされているとのこと。
内海大橋
帰りの道で、反対側に行ったどうかと尋ねると、かなり細い山道が続くので、来られた道を帰ってください、とのことでした。
初めての田島、次回は横島も訪ねてみたいと思いながら、帰途につきました。
訪問日=令和2(2020)年3月2日
途中、噂に聞く、グリーンラインの展望台、中川美術館、それから久しぶりに、あぶとの観音様も訪ねることにしました。
ナビをわかりやすい中川美術館にセットすると、鞆町経由での案内が出ました。しかし残念、鞆からの急な山道は、以前の大雨の影響でしょうか、通行止めになっていました。
やむを得ず、鞆町の悪名高い町並みの中の細い道路を通行するはめになってしまいました。
その大変さを知り、ほとんど通ったことがなかったので、とても緊張しました。
早く、山側のトンネルの完成が待たれます。
グリーンライン 後山公園展望台
やっとグリーラインに乗り、目的の後山公園展望台に向かう途中、何箇所か見晴らしのよいところがあり、度々停まって撮影しました。
中川美術館は定休日のようでしたが、公園には、保育園の園児や何組かのファミリーの姿がありました。
若い桜の木が何本も植栽されていて、これから楽しみなスポットになりそうです。
ただ、イノシシが至るところの地面を掘り返して悲惨な状態になっていたのが残念です。
グリーンライン上の整備された展望スペース
鞆の浦 正面が仙酔島 残念ながら常夜灯は見えない
内海大橋が見える
後山公園展望台 360度のパノラマビュー
穏やかな瀬戸内海 霞んでいて残念
東屋で休憩もできる
阿伏兎観音
あぶとの観音様も数十年ぶりでした。拝観料は100円でした。崖の頂上に建つ朱色の観音堂は、国の重要文化財に指定されています。
臨済宗妙心寺派の寺院で、正式には磐台寺といい、阿伏兎岬にあるので阿伏兎観音と呼ばれています。安産や子宝の観音様として知られています。
回廊は自由に歩くことはできますが、欄干が低く、おまけに外側に傾斜しているのでどうしてもおよび腰になってしまいます。
急な岸壁の上に建つ阿伏兎観音
観音堂は国の重要文化財 毛利輝元が建立
固そうな岩盤の上に建っている
美しい朱色の回廊
欄干は低いし、外側に傾いているので歩くにも注意が必要
下を覗くと足がすくむ
奉納された「おっぱい絵馬」
美しい社殿
やぶ椿と水仙の里
次に向かったのが、本日最後の目的地、「やぶ椿と水仙の里」です。
内海大橋を通り、田島に入ると、要所、要所に案内の看板が出ていますが進むにしたがってだんだんと不安になってきました。細い道、案内板が見えなくなると、この道で合っているのだろうかと心配すること、度々です。
何とか無事に到着。海岸辺りのなだらかな山裾に広がるスイセンの里です。資料によりますと、この地には、昔から樹齢300年のやぶ椿と約10万本のスイセンが自生していたそうです。
新聞で紹介されていたのは、もうずいぶん前、見ごろはどうかと心配していましたが、一見すると、概ね終わっているように見えました。黄色の花を付けた大きな木があり、たまたまそこにいた女性の入園者に、「この花はなんでしたか?」と話しかけると「ミモザです」と教えてくれました。「スイセン、もう終わっていますね?」というと、「向こうの斜面の木陰にはまだまだ咲いていますよ!」とのこと。
そちらには、何本かの河津桜のピンクの花が満開で、黄色や白のスイセンとの対比がとても美しく感じられました。
エントランス
ミモザが満開
ヤギも飼われていてさながら小さな動物園
野鳥がいました。スズメかと思いましたがどこか違う、ホオジロでしょうか?
こちらは、人懐こいジョウビタキ
園内には、なぜかヤギも数匹飼育されていて、のどかな景色が広がっています。河津桜には、メジロが蜜を求めて次々とやってきます。
先客がいたので、近くでの撮影は遠慮しましたが、桜とメジロの撮影は初めての経験で、得をした気分になりました。
帰りに、入園口で、地元産品を売る女性の方に話を聞きました。気のなっていたのはやぶ椿のことでした。「やぶ椿はどこにありますか」「あちらに」と指さされた方向に目をやると太い幹のやぶ椿が1本ありました。
スイセンと河津桜と海
スイセンは5種類 永く鑑賞できるように早咲きと遅咲きの品種が植えられています
美しい河津桜
桜とメジロ
桜とメジロ
もう一枚
もう一枚
手前には、枯れた幹がありました。台風や天候不順により枯れてしまったとのことです。
スイセンは早咲き遅咲きと考えて植えられているようです。
印象的だったのは、やはり河津桜で、もっともっと本数を増やし、“河津桜と水仙の里”にしてはどうでしょう。
そして、この田島とお隣の横島は、グーグルなど上から見ると、二匹の魚がキスをしているように見えることで知られています。
これらをヒントに“恋人の聖地”にしてはどうでしょう。
と思ったら、すでに地域活性化事業として、婚活事業がなされているとのこと。
内海大橋
帰りの道で、反対側に行ったどうかと尋ねると、かなり細い山道が続くので、来られた道を帰ってください、とのことでした。
初めての田島、次回は横島も訪ねてみたいと思いながら、帰途につきました。
訪問日=令和2(2020)年3月2日
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