土小屋周辺の朝の様子
石鎚山登山をついに決行しました。パートナーは茶道のお稽古で一緒させていただいているIさんで、以前には山岳部に所属していた経験豊かな頼りがいのある人です。選んだ登山ルートは初心者にも安心な土小屋コースです。それでも一番迷ったのが土小屋までの車のルートでした。登山はあまり心配していませんでしたが、車のルートには頭を悩ませました。カーナビはもちろん、グーグル、MapFanなどを参考に最終的に決めたのが、瀬戸大橋経由の松山自動車道・いよ西条ICから国道11号線、194号線を経由して新寒風山トンネルを抜け長沢貯水池の側道(県道40号線)を通って土小屋に至るコースでした。
距離的には、しまなみ海道の方が50㌔も短いのですが、途中の一車線や一般道通過のこともあって見送りました。またどこのICで降りるかについては、道の良さで川内ICから石鎚スカイラインが一般的なのでしょうが、距離を考慮し、いよ西条IC経由に決めました。そしてもう一つのポイントは、登山後、どこか近くにいい入浴施設があるかどうかでした。もちろんそれが温泉なら申し分ありません。
自宅を早朝5時半に出発、所要時間は4時間の予定でした。道路はどこも快適で一度も渋滞に遭うことはありませんでした。ただ、県道40号線の道幅は相当に狭く、対向車が来ないことを祈りながらの通行でした。目的地、土小屋には予定よりも30分も早い9時ジャストに到着しました。付近の駐車場はすでにいっぱいでしたが、なんとか空きスペースに停めることができました。近くにいたご婦人の話によると、ここは「朝7時にはいっぱいになるよ」とのこと。土小屋の標高は、1492m(いよのくに)で、石鎚山・天狗岳が1972mですから、その標高差は、480mで距離は4.6キロです。
それにしても当日の何と暑いこと、日中の気温は30度を超えるとの予報でした。被写体としては申し分なく、雨よりはましと考え文句は言っておれません。カメラは、重い一眼レフにするか軽いミラーレスにするか迷いましたが、ここはいい写真が撮りたいと一眼レフに決めました。登山靴に履き替え、軽いウオーミングアップをして、いよいよスタートです。(つづく)
5分ほど歩くと、ご覧のような眺望が開けて来ます。
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