2021/12/12 Sun.
寒々とした庭に真紅のバラ、リルケの薔薇が凛とした佇まいで咲いていた。
さまざまな色をうしなった庭に一輪、真っ赤な色が生々しい。
血の色をしたリルケの薔薇の花びらが、燃え尽きる命の炎のように感じられた。
リルケの薔薇に黄ばんだ太陽が精一杯の陽光を投げかけている。
そっと、バラの茎にハサミを入れた。
室内のテーブルに飾った。
リルケの薔薇から芳しい香りが漂ってきた。
何か、ほっとした。
。
名前不明のため、バラをこよなく愛した詩人リルケにちなんで。私だけのリルケの薔薇。
にほんブログ 村
ラベンダーピノキオ
久し振りに、真っ赤なバラのお花、拝見させて頂きました。
リルケのバラ・・・何か奥深く語り掛けているようで・・・
ゆっくりと、見入ってしまいます。
mimaさんのように、ホットしています。
リルケのバラ、とっても素敵ですね♪
mimaさんの文は以前にも言ったのですが、とっても詩のように響いてきて
バラを眺めながら心地良い気分になり癒されました。
この黒い赤で、香りがすごく良いこのバラ、私の持っているオールドローズの
フランシス・デュビュルイにとっても似てる気がするんですが?
ダマスク調の素晴らしい香りがあるんですよ。
もうすぐ咲きそうな蕾がまだ1つあって、また見てくださいね♪
お返事たいへん遅くなりごめんなさてね。
ゆっくり見ていただきうれしいです。
リルケは寒さが厳しくなると、香りも強くなりうっとり見入っています。
たしかに花色や咲き方がにていますね。
香りもダマスク系の素晴らしい芳香です。何度もこの香りをきいてうっとりしています。
このバラはほゞ40年になるんですよ。すっかりやせ細ってしまって心配です。挿し木がうまくできなくて――。