「はじまりは日本舞踊」 

 美作流との出会いが人生をかえました。世界はあざやかに輝き、心は自由に、踊っている時間は本当の自分に戻れる気がします。

蓬莱の歌詞

2006年05月12日 | 日本舞踊
振り帳を」作ろう!ということで、
蓬莱からはじめてみました。ちなみに歌詞はこういった感じです。
”萩の~白露~”の部分が耳について離れませんでした・・・・。

長唄「蓬 莱」

うらゝかな 日の色そみて木の間にも
葉毎の花の綾錦 重ねし縫の伊達模様
着つゝ馴れにし山姫は人の眺めの迷いぐさ
結びかねたる空どけは いっそ浮気なそよ風や
うらみて煙る塩竈は 胸に焚く火の消えかぬる
エゝ何としょう 仇し仇浪寄せては返す岩枕
浮名はぱっと立つ鳥の塒を慕う恋の山
萩の白露 おきふしつらき 色と香の
しげりてふかき床のうち今朝の別れに袖濡らす
しょんがえ招く芒はいたずらものよ女郎花
あぢな気になる花の色 咲ける桔梗のかわゆらし
しょんがえ うつゝなや 眺め尽きせぬ殿づくり
実に蓬莱を見あぐれば高き調べの松が枝に
琴弾くような鶴の足どり


 踊りの振りを、言葉と絵で表すのは思ったより難しいのです。
そして、基本的な振りを変形させて出来た振り(?)は、なんとも表現しずらい。
”踊ってなんぼ”のところが多いんです。

あらためて、師匠の偉大さを感じます・・・。