「はじまりは日本舞踊」 

 美作流との出会いが人生をかえました。世界はあざやかに輝き、心は自由に、踊っている時間は本当の自分に戻れる気がします。

ひとつでいい

2011年01月28日 | 日本舞踊
今年もプログラムに各自の文章を載せます。

現在〆切1週間前なり。

早々お一人があげてきてくれました。

嬉しかったこと。

「演じたい。」

という言葉が使ってあったこと。

ただ訳もなく動くんじゃない、ただ真似した通りに踊るんじゃない。自分勝手に踊るんじゃない。

意識がかわったことがただ嬉しいのです。

一気に完璧を目指すのは無理なのです。
ひとつでもきらめく言葉があれば、

小さな一歩でも進歩が見られれば、

それでバンザイ。

最近日本舞踊の奥深さをしみじみ感じます。

一生かかっても、
どこまで近づけるか、わかりません。
もしかしたら進んでだっていないのかもしれない。

どんな満足も、どんな自信も、長い歴史の前には不遜きわまりないのかもしれない。

だから小さな成長も、ささやかに喜びたいと思います。

わずかな歩みのためにこそ、
心を鬼にして頑張りたいと思います。