冬の朝のわたしのひそかな楽しみは
明け方に必ず布団にもぐりこんでくる
みみにゃんと眠るひととき。
明け方になると肌寒いのか、
布団に入れて欲しくて、
わたしの胸の上に飛び乗ってきて
起こされてしまうのだけど。
布団を少し持ち上げて入れてやると
ゴロゴロ幸福な音をたてながら
わたしの腕の中にもぐりこんで
あっという間に眠ってしまう。
柔らかな、温かな、この小さな生き物は
わたしを信じ、わたしに命を預け、
寄り添うようにして眠る。
わたしはその穏やかに息づく小さなものを抱きながら
目覚ましが鳴るまでのひととき、うたた寝するのが
冬の朝の、何よりの幸せなのです。
明け方に必ず布団にもぐりこんでくる
みみにゃんと眠るひととき。
明け方になると肌寒いのか、
布団に入れて欲しくて、
わたしの胸の上に飛び乗ってきて
起こされてしまうのだけど。
布団を少し持ち上げて入れてやると
ゴロゴロ幸福な音をたてながら
わたしの腕の中にもぐりこんで
あっという間に眠ってしまう。
柔らかな、温かな、この小さな生き物は
わたしを信じ、わたしに命を預け、
寄り添うようにして眠る。
わたしはその穏やかに息づく小さなものを抱きながら
目覚ましが鳴るまでのひととき、うたた寝するのが
冬の朝の、何よりの幸せなのです。